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まじかるまじかる☆な設定が多いです どちらかというとカオスに近いものがあります あるCMのパロディです ちょっと読みづらいかもしれません * あなたはSSを書き上げるわけです。 一生懸命書いたのです。そしたらきっと誰かに見せたくなるに違いありません。 ですから、アップローダーにいってそのテキストファイルをアップロードするでしょう。 あなたが[アップロード]ボタンを押した瞬間、いろんな事が起こっている……かもしれません。 * 一匹のきもんげが薄暗い部屋の中で、壁に備え付けられた自動販売機の取り出し口のようなものを食い入るように見つめていた。 不意に天井のほうからガタガタと何か軽いものが落ちてくる音がした。 「おぉ、おぉぉ!ついにきなはったか……!」 落ちてくるタイミングを見計らって取り出し口に手を突っ込むと、落ちてきた薄っぺらい軽い何かを取り出す。 その手の中には1枚のフロッピーディスク。 そのフロッピーディスクをいろんな方向から見て破損してないかチェックする。 そして取り出し口の脇にあった「受け取り完了」ボタンを叩き壊さん勢いで押すと急いでその部屋を飛び出して行った。 きもんげはある地点まで走ると体を真横に向け、左足を突き出しブレーキをかける。 丁度「制御室」と書かれた部屋の前で止まると、ガラス張りの自動ドアが開くのを待たずにガラスを突き破り中にダイブした。 そして壁に備え付けられているフロッピードライブにフロッピーを押し込むと、突然部屋の照明が点灯し、 部屋の中がにわかに機械の音で騒がしくなった。 壁中にモニターやら電光掲示板やらが並び、そこには「SS読み込み中」という文字が表示されている。 「おまえら、仕事や!仕事の時間や!」 きもんげは叫びながら近くの椅子に座ると、壁に格納されていたキーボードを引き出す。 彼の目の前には一際巨大なモニターがある。 そのモニターの上部には、更に小さいモニターがいくつも並んで設置されており、こちらにはどこかの風景が映し出されていた。 ガチャン、ガチャンという音に振り返れば、壁に埋め込まれた滑り台から何匹ものうどんげが、排出口に下げられた 鉄の仕切りを押し開けて次々と部屋に降り立ち、きもんげの並びに設置された椅子に座り始めていた。 「持ち場についたかぁ~」 すべての椅子が埋まったのを確認し、椅子に座りなおしながらきもんげが声を上げた。 ゲラゲラと返事なのかよくわからない声が各々うどんげの口から発せられる。 「よぉし、ほいじゃいくでぇ」 Enterキーを慎重に押した。 と、同時に天井に設置された赤色灯が点灯し、ビーッビーッという警報音が鳴り響く。 「えすえすのこんぽう、かいししました。たっせいよていじこくは3ぷん20びょうご」 一匹のうどんげがせわしなくキーボードを叩きながら言った。 「順調にいけばええんやがなぁ」 きもんげは心配そうに上部のモニターのうちの一つを見上げた。 そのころ、制御室の隣の部屋では、巨大な作業台の上にまりさ達が小さな箱を積み上げていた。 「ゆーん!ここでまちがったら、なにもかもゆっくりできなくなるよ! だからみんなゆっくりしっかりがんばってね!」 現場監督まりさが高台の上から拡声器を使って仲間達に指示を出す。 部屋の4箇所かられいむが列を作って作業代の上に箱を置いて戻るという作業を行っている。 「ゆーしょ、ゆーしょ」だの「がんばってつみあげるよ!」だの「これがおわったられいむにけっこんをもうしこむんだ……」だの、 作業をしているまりさ達は思い思いの事をしゃべっているためがやがやと部屋の中は騒がしかった。 帽子のつばに器用に箱を載せ、それを作業台の上に規則正しく、山のように積んでいくまりさ達。 次第に積み上げられた箱は高くなっていき、最終的には部屋の高さの半分ほどにまでなった。 「つみあげさぎょうはおわりだよー!ゆっくりてっしゅうしてね!」 監督まりさが叫ぶと、列を成していたまりさたちがいっせいに部屋の4隅に戻っていく。 すると、天井のスピーカーから「隔壁開きます」といううどんげの声が流れ、同時にけたたましいサイレンが鳴り響く。 不意に部屋の一方の壁が上に上がり、部屋の断面と同じ広さの通路が現れた。 通路が下り坂となっているため、部屋の隅でひしめき合っていた一部のまりさが通路へと転がり落ちていく。 「ゆあぁー!」「やめてね!おさないでね!」「まりさはたすかるんだぜ!おまえがかわりにおちるんだぜ!」 また、床には幅ギリギリのレールが敷かれており、そのレールにそってゆっくりと作業台が通路に入る。 レールの上にいたまりさが容赦なくその巨大な車輪の餌食になる。 どうやら通路側の2隅に集まっていたまりさの群れは、蹴って蹴落とされの阿鼻叫喚となっているようだ。 不意に「まってね!ゆっくりまってね!」といいながら一匹のまりさが通路とは反対側の群れから飛び出してきた。 その帽子の上には一つの箱。どうやら積み忘れがあったらしい。 まりさは作業台に飛び乗ると、その箱があるべき場所に箱をなんとか設置する。 「ゆゆぅ~ん!さすがむれいちばんのしゅんそくだね!まりさじゃなかったら間に合わなかtt……」 言い終わらないうちに作業代が不意に加速し、ジェットコースターの様に暗い通路を猛スピードで下り始めた。 風圧で吹き飛ばされたまりさは作業台の隅にあった突起にリボンが引っかかり、まるで吹流しのように空中で暴れまわる。 「うぎゃぎぎぎゃぎゅあああぁぁー!」 作業台の速度は相当速いらしい。 顔が風圧で変形し、全体重を支えている三つ編みの付け根は千切れる寸前である。 通路は上下左右と進路を変え、徐々にその付け根を限界へと近づける。 今までになくキツイカーブにさしかかると、鈍い音と共にとうとう三つ編みは千切れた。 そのまままりさは弾き飛ばされ、壁に叩きつけられると餡子を撒き散らした…… その後、何かが転がっていく音が作業台の遠ざかる轟音を追いかけていった。 「あれほど積み残しがないか確認せいいうたやないか……」 制御室できもんげはタバコに火をつけながら顔をしかめた。 「さぎょうだいがまもなくこんぽうさぎょうじょにとうちゃくします」 うどんげの声に顔を上げ、今度は先ほどとは別のモニターを眺めた。 作業台は不意に明るい光に包まれる。 通路を抜けるとそこには広大な野原が広がっており、その上でレールが鈍く光を反射していた。 もっとも野原といってもゆるい下り坂になっており、その様子は丁度夏のスキー場のそれである。 傾斜が比較的緩やかな場所で突然作業台は急停止した。 これだけの急停車なら衝撃で箱が崩れそうなものだが不思議と積み上げられた箱はきれいそのまま形を保っている。 すると近くの森林から16匹のれいむと1匹のぱちゅりーが木材やはしごを持って出てきた。 ぱちゅりーは作業台まで来ると、首から提げたメガホンでれいむたちに指示を飛ばす。 作業台の上にのぼるとれいむたちは協力して4辺を角材で囲み、その4隅に柱を立てる。 柱一本あたり4匹のれいむが囲い、「ゆーしょ、ゆーしょ」といいながら柱が倒れないように支えている。 そこへ釘打機をくわえたゆっくりちぇんがやってきた。 「固定するんだねわかるよー」といいながら釘打機をれいむの間に割り込ませ、そこに体当たりすることにより釘を打ち込む。 てきぱきと3本の柱が固定され、残すところ最後の一本となった。 ちぇんがれいむの間に釘打機を押し込んでいると、柱の反対側を支えていたれいむがくしゃみをした。 「ゆーっちゅん!」 勢いあまって必要以上の力を入れた柱がちぇんのいる方向へと倒れはじめる。 「たおれてくるよ!つぶされるよ!わかるよー!」 ちぇんは急いでその場を離れるとほかの仲間に危険を知らせる。 「いぢゃああああぁぁぁぁぁぁいいいいぃ!ごれどげでええええええぇぇぇぇぇぇ!」 だが柱の根元にいたれいむは強い力で抑え込まれ逃げることができず、ゆっくりと圧縮されて行く。 「ゆぶえっ!」 ついに圧力に耐え切れなくなったれいむがつぶれると、支えを失った柱が勢いよく倒れ、近くにおいてあった釘打機を直撃した。 強い衝撃を受けた釘打機が「ジャコッ」という音を立てて暴発する。 そして運が悪いことに、その打たれた釘の進路上には避難していたちぇんの口に突き刺さった。 叫び声をあげる暇もなくちぇんはそのまま後ろに吹き飛ばされ、ビクンビクンという数度の痙攣の後に動かなくなった。 「あーぁ、またかいな……」 モニターを眺めていたきもんげが機嫌悪そうに漏らした。 「さぎょうかんりょうよていまで、あと30びょう」 間に合うはずもない予定時刻を読み上げるうどんげに、きもんげはチッっと舌打ちをした。 わたわたとしている内に作業予定時間を過ぎてしまい、ぱちゅりーは4人のれいむを呼ぶと急いで柱を建て直し、自ら釘打機で柱を固定した。 「よていじかんを1ぷん30びょうおーばー、さぎょうだいいどうかいしします」 作業台に取り付けたれたスピーカーからうどんげの声がする。 あわてて台から飛び降りるぱちゅりーとれいむ。 突如地面が長方形に開き、中から大きなアームが現れた。 アームには木の枠が取り付けられており、またたくまに4本の柱の上にその木の枠を取り付けた。 直方体の骨組みが完成すると同時に作業台は急発進し、次の作業場へ向けて疾走して行った。 走って行く作業台を見送るぱちゅりーと、群れのリーダーをつとめるれいむ。 ふと気づいたように、れいむはぱちゅりーに話しかけた。 「ゆっ、ちぇんはどこいったの?」 「む、むきゅうううぅぅぅぅぅぅ!?ちぇんをおろすのをわすれてたわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 1分ほど傾斜を疾走すると、再び作業台は急停車した。 今度は大きな一枚板をもっためーりんの群れが現れた。 前の作業と同じように協力して骨組みに合わせて板を立てかけて行く。 違うことといえば、れいむよりも力があるため作業ペースが速いことぐらいである。 一匹のめーりんがホチキスを使い柱に板を固定していく。 「さぁ!はやくしなさいですわ!1ぷん30びょうもおーばーしているですわ!」 いつの間に現れたのか、さくやが作業台をぐるぐるまわりながらめーりんたちをせかす。 心なしかめーりんたちのじゃおじゃおという鳴き声が不満を帯びているように聞こえる。 そんなことを気にする風でもなく、むしろ分かってすらいない様子であいも変わらず作業場を回っては急かすさくや。 そこへ2匹の胴付きしふらんが新たな木の板を首から紐でぶら下げてやってきた。 ふらんは天井に当たる部分にふたをするように木の板をおくと、首から紐をはずしふらふらと森へと帰って行く。 待ってましたとばかりに先ほどのホチキスめーりんが天板に飛び乗り、てきぱきと固定した。 作業台の移動が始まることを告げるうどんげの声で、作業台にのっていためーりん達とさくやが地面に降りる。 めーりんは一箇所に固まるとじゃおじゃおとおしゃべり?をはじめた。 「よっしゃ、いい具合に時間をとりもどしたでぇ、発車や!」 「さぎょうだいいどうかいしします」 スピーカーから制御室内の音声がもれていた。 そのやりとりが終わると同時に再び猛スピードで岡を滑り降りて行く さて、仕事も済んだ事だし巣に戻ろう、と歩き出すさくや。 突然、その背中がドンと押された。 「な、なにをしやがるですわ!?」 驚いて振り返れば、そこには殺気のこもった目で自分をにらみつけるめーりん達がいた。 「なにかもんくがあるなら、ちゃんとにほんごをしゃべれですわ!」 その一言を合図にしたかのようにいっせいにめーりんたちがさくやに体当たりを始めた。 「いっ、いたいですわ!やめなさいですわ! こんなことしたらきもんげがただじゃおかないですわ!」 さくやは知っていた。ここで起こっている事の様子をきもんげがモニターで見ていることを。 現場監督に逆らい、その上ぼこぼこにしたとなってはきもんげが黙っているはずがない。 だがめーりん達も知っていた。作業台が発車した後はきもんげが全くそのモニターを見なくなることを。 1匹のゆっくりが死のうと、替え玉がある限りはその死因なんて気にするはずがない。 不意に、体がゆさゆさと揺れ始め、さくやは震え上がる。 「い、いやですわあぁぁ!すっきりなんてしたくありませんわああああぁぁぁ!お、おぜうさまああぁぁ……!」 ゴオオオと周りの雰囲気とあまりに似合わない音を撒き散らしながら作業台は進んでいく。 突如進行方向にがけが現れる。勿論その先に線路などない。 そのまま奈落の底へドボンするかという勢いで進んでいた作業台が3度急停車した。 ガリガリガッコン!という金属音がする。 そしてそれを合図に今度は四方八方から包装紙とバケツを持ったれみりゃの群れが飛んできた。 「うっうー☆れみぃのかりしゅま☆せんすでさいごのしあげをするんだどぉ♪ このはこをびゅーちほーにほうそうしてあげるどぉ☆」 まずバケツをもったれみりゃが箱の天井でバケツをひっくり返す。 中に入っていたのりが流れ落ち、お世辞にも綺麗とはいえない縞模様に箱が包まれる。 その上からほうそうしをもったれみりゃたちが思い思いに自分の好きなように包装紙を張っていく。 勿論れみりゃがもてるような包装用紙で箱全体が包めるわけもなく、縞の下地にまだら模様という非常にサイケな見た目となった。 ちなみにこの包装用紙には大量に「txt」という文字が印刷されている。 「しゅてきすぎてれみぃはきぜつしそうだどぉ~☆うーうーうあうあー♪」 監督をしていたれみりゃがたまらないとばかりに天井に降り立ち、お得意の腰振りダンスを披露する。 「やっぱりりーだーのだんしゅはいちりゅうだどぉ♪」 「まんまぁ~☆れみぃもあんなふうにどおりぇるようににゃりたいどぉ♪」 まわりのれみりゃたちはそのダンスにすっかり見惚れているようだ。 そんなお祭りムードのれみりゃ達に、一匹胴付きのきめぇ丸が近づいてきた。 「どうも。清く正しく、検品係のきめぇ丸です」 誰も聞きはしないと分かっていても律儀に自己紹介をするきめぇ丸。 「おぉ……減点減点……」 ぐるぐると箱の周りを飛びながら、手に持ったクリップボードにチェックを入れていくきめぇ丸。 「なんというみすぼらしさ……これは減点せざるをえませんねぇ」 きめぇ丸は容赦なくれみりゃたちの「かりすま☆」を踏みにじる様に減点を加えていく。 もちろんまわりのれみりゃ達からは批判の声が上がる。 「れみぃたちのかりしゅま☆がわからないなんてきめぇまるはおばかさんなんだどぉ!」 「うあぁー!ゆっぐりできないきめぇまるはゆっくりしねだどぉ~!!」 のろのろと追いかけてくるれみりゃを軽くかわしながらきめぇ丸は採点を続ける。 そしてすべての採点が終わるときめぇ丸は胸元につけたボタンマイクに向かって 「100点満点中49点で不合格です。おぉ、無様無様」と言った。 天井で踊っていたれみりゃは「不合格」の言葉を聴くと、「うあぁぁ~!」と情けない悲鳴を上げながらきめぇ丸に飛び掛ろうとした。 だがそのまま前につんのめり顔面から派手にずっこけた。 それでも自分の感性を馬鹿にした相手が許せないのか、れみりゃとは思えない根性を見せ、なんとか立ち上がろうとするれみりゃ。 自分達が天井に適当に、それも大量ののりをばら撒いたことも忘れて。 「この箱の包装はもう一度やりなおしです。おぉ、面倒面倒」 そんなれみりゃを小ばかにするようにニヨニヨ笑いながら頭の上をくるくる回るきめぇ丸。 抗議をしたいのは山々だが顔が天板にはりついてしまいしゃべることすらままならない。 箱の上部の空間が裂け隙間が現れる。 中から金属製のアームが音もなく降りて来てガシッと箱の側面をつかんだ。 ミシミシと苦しそうな音を立てながら作業台から箱が離れた。 「早く降りないとあなたも箱と一緒に処分されてしまいますよぉ……」 暴れようにも体は全く動かない。 その姿はまるでその箱を全身全霊をかけて守り通そうとしているように見えた。 もっとも本人は逃げ出すことしか考えてないのだが。 「そんなにその箱に愛着がありますか。おぉ、感心感心…… それではあなたのその執着を評価して、1点差し上げましょう」 持っていたシャーペンをひっくり返し、消しゴムで点数表を書き直すきめぇ丸。 「50点でギリギリ合格です。おぉ、見事見事」 そうきめぇ丸が口を開いた瞬間、箱からアームが離れて隙間に瞬く間に収納された。 重力に任せるまま作業台にたたきつけられる箱。その瞬間、尋常ではない衝撃がれみりゃの体を襲う。 「……!!……!!?」 体の中に泡だて器を突っ込まれたような、激しく体をかき回される不快感。 それでも悲鳴はおろか指一本すら動かすことができないれみりゃ。 「自分の作品にそこまで誇りがもてるとは。これぞ”じゃーなりずむ”の鏡」 きめぇ丸はくすくすと笑居ながら震えることしかできないれみりゃを見下ろす。 「それはきもんげさん。出荷してください」 その瞬間、作業台はゆっくりと崖に向かって走り出した。 「自分の魂ともいえる作品と一緒に散れるとは……おぉ、本望本望」 箱が作業台もろともゆっくりと真っ暗な空間へと落ちていく。 まわりのれみりゃは天井に張り付いた自分達のリーダーを手を振って見送った。 辛口のきめぇ丸にほめられているならきっとこれから良い事が起こるに違いない。 足りない頭だったが、すべてを都合よく解釈するには十分すぎる頭だった。 箱はだんだんと加速し、目にも留まらぬ速さで闇を切り裂き落ちてゆく。 周りに明かりが見えなくなり、とうとうその速度を示すものは耐え難い風圧のみとなる。 ふとれみりゃは自分の体が箱からはがれつつ在るのを感じた。 このままなら自分は助かるかもしれない。 彼女は顔をはがそうと全身の力を振り絞った。 ぺりっ、っと何かがはがれた。 やった♪と彼女の心に希望の光が差した瞬間。 「ベリベリベリベリッ!」 薄気味悪い音とともにれみりゃの体が箱から離れた。 その表皮を天板に残したまま。 せっかく剥がれたというのにれみりゃは羽を動かし上に戻ろうとする様子を見せることなく箱から遅れをとりながら落ちていく。 そして、そのすさまじい風圧に少しずつ傷口が広がり、終には何だかよく分からない肉片と化し闇に吸い込まれた。 * おや、「アップロード完了 ファイルナンバーは****~」の文字が表示されましたね。 まだあのアップロードボタンを押してから数秒もたっていません。早いものです。 ただその数秒のうちにはもしかしたらいろんな事が起きているかもしれません。 さて、こうしてあなたの大切なテキストファイルはネット上に飛び出していきました。 どうです?ちゃんとアップロードできたか確認してみたらどうですか? ファイル名が少し文字化けしていますがまぁ大丈夫でしょう。包装用紙みたいなものですから。 中身は綺麗なようですね。よかったよかった。 ……おや、誰でしょうね。そんなところに勝手につぶれたちぇんのAAを張ったのは。 END コカコーラのCM見て思いつきました なんていうかひどい byかりすま☆れみりゃ いままでかいたもの ゆっくりいじめ系1989 ゆっくりいじめ系2006 ぱちゅりーと鉄塔 ゆっくりいじめ系2011 満月の夜とひとりぼっち ゆっくりいじめ系2034 紙のさくやさくや ゆっくりいじめ系2092 はじめてのチュウ ゆっくりいじめ系2222 7本の稲荷寿司を捜し求める虐待お兄さんと愛と勇気のヌビビビンビドゥ ゆっくりいじめ小ネタ366 爆裂資産
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「ふたば系ゆっくりいじめ 202 そして家族の崩壊/コメントログ」 ゆっ!なかなかとかいはなえすえすだったわ -- 2010-05-25 18 09 21 思い返すと…私も子供のころ、すぐばれる下らん嘘をついたりしたな… 今だったら、その嘘が欠陥だらけだとわかる… 人間でも、ゆっくりでも、子供っていうのは目先のきかないものなんだな… -- 2010-06-19 10 32 32 まあ、子供はそれでいいんだと思うよ 子供の頃にくだらない嘘をついてるから大人になってから 子供の嘘を見抜いて叱ることができるんだし、大人になるためにはそう言う経験も必要なんだと思う しかし、このSSのシリーズは安定して面白いな -- 2010-07-17 03 32 10 ( ;∀;) イイハナシダナー こういう話はスタイリッシュな虐待と違って読んでて楽しいな -- 2010-08-02 18 34 29 面白かったわ、これはいいSS -- 2010-08-06 22 58 27 キモまりさが作者から愛され過ぎかと まりさやれいむが愛されすぎたらゆっくり出来ないよ! 優遇は希少種でやろうよ -- 2010-08-09 08 44 47 ↓れいむやまりさが優遇されるのは確かにフラストレーション溜まるかもしれんけど、 お前さんの言い草はちょっと病的だな… -- 2010-08-31 23 30 23 キモまりさブチ殺したいな。希少種であれ通常種であれ優遇されてるゆっくりはつぶしてしまいたいな。 -- 2010-09-03 13 45 06 実子を捨てるまりさは苦しみぬいて死ね キモまりさも実子に虐げられて死ね 子れいむは一番のカス、死すら生ぬるい永遠に苦しみ続けろ -- 2010-09-21 06 59 22 ↓父まりさは実子を捨てたわけじゃないだろ。 「親権を取られた&人間によって接触不可となった」だけで。 しかも親権を取られた末っ子れいむとはちょくちょく会っているらしいし。 キモまりさも優遇されてるか? 初めのうちはご飯なし、母れいむと姉妹に嫌われ一人ぼっちだったぞ。 最後にそれなりに幸せに成れたのは、姉れいむの自爆と母れいむの勝手で、 キモまりさに攻められる部分は無いと思うんだが。 他者(キモまりさ)をゆっくりさせようとした父まりさが、 一番ゆっくりしたゆっくりになれた、というオチになってて、 面白いSSに成っていると思う。 -- 2010-09-25 20 43 31 みんなの好みが千差万別で、SS作家は本当に大変だなと毎回思うが、 (善良虐待が大好きな人と、善良は幸せにならないと嫌な人がいて、どうしても荒れる作品もある) このシリーズは毎回そのバランスが絶妙だなと思う。 モチーフとして、あくまでもゆっくり同士の不幸なすれ違いで不和や事故が発生、 ゲス行為に共感できる理由やその後の不幸が書かれて、誰か一匹だけが悪役にならないのがスゴい。 多分自分が同じ話を書いても、コメントで「○○をちゃんと制裁しろっ!」でこれの比じゃないくらい荒れてると思うわ -- 2010-11-14 12 50 48 いつの日か父まりさにキモまりさが愛想を尽かされて虐待されるとかもあり得るのかな。このキモまりさ根が善良っつーか薄幸そうだし一時の幸せな時を引きずりつつ最後まで報われること無く死。そうだといいな、なんて妄想して楽しんでます。なんかね、ほんの少しでも報われるゆっくりが死ぬほど気に食わないんだよね。キモまりさ死ね。←心の底から本心。 -- 2011-01-08 02 27 31 ↓君にはこのシリーズは向いてなかったようだ。 -- 2011-01-17 00 36 33 ↓俺もこのシリーズ大好き! でもなんかキモまりさに対するそこはかとない優遇っぷりっーか・・・なんかやっぱり優遇されてるところが「死ね」とまでは思わないけどなんだかなー・・・って位には感じるものがある。 なんだかんだ言って結局のところ気に入らなかったんだなキモまりさのこと。 -- 2011-01-17 04 20 48 このシリーズは本当に大好き! -- 2011-03-07 01 00 55 これはおもしろいwwww このまんじゅうどもは賢いまんじゅうwwwwwだがそれがいいwwww -- 2011-06-02 03 44 35 ↓×3・5 俺もキモまりさが報われてるのが気に入らない。幸せになってんじゃねーよと思う。こいつが母れいむに虐待され尽して死ねばいいのにとか思う。 -- 2011-06-03 02 04 54 この賢さとか餡子能のよわさとか良い 虐待ではないが近い何かがある -- 2011-11-13 01 47 14 他者をゆっくりさせようとするゆっくりは、自らもゆっくりできる。 自己のみをゆっくりさせようとするゆっくりは、永久にゆっくりできない。 ユ=クリシテーケ(生年不詳~没年不詳) -- 2011-12-17 01 19 40 キモまりさ可愛いじゃん -- 2012-04-23 23 07 20 キモまりさめっちゃ可愛いw -- 2012-08-24 13 59 17 どおしてゆっくりたちがゆっくりしてるのににんげんさんたちはあおすじたててるの? ゆっくりしていってね! -- 2012-09-12 11 44 31 何の罪もないキモまりさ死ねとかいう奴は頭がどうかしてる。児童虐待とかしてそう。 -- 2012-09-17 03 25 20 饅頭のささやかな幸せすら認められないほど追いつめられた人達なんです・・・ -- 2012-10-03 01 18 01 どうでもいいけど、庭広い家だね -- 2012-10-18 21 29 13 作者の考え次第だろ、好きか嫌いを言うのは構わないが批判は筋が違う まりさからゲスっ気が無くなってきたな、飼ってあげたい気分だ -- 2012-12-18 17 47 27 キモ魔理沙ってキモイか? 十分可愛いと思うが? -- 2013-05-13 20 05 44 キモまりさはキモくない!! -- 2013-05-31 16 27 24 人間にもあるなあ・・・家庭不和この小説にはいろいろ考えさせられます。 -- 2013-06-09 13 21 04 接触禁止を破ったのは妹れいむってなってるけどちょっとぐちゃぐちゃになってないか? 筆者もこんがらがってるの? -- 2013-12-25 19 38 50 母霊夢は屑 それはどの世界でも共通 -- 2014-07-31 13 05 10 もう少し愛を加えて続きをプリーズ -- 2014-11-19 01 04 57 ゆっくり基準でキモいんだろ -- 2015-06-09 05 47 08 ↓×11 その通りだと思う! -- 2018-01-03 15 02 22 こういう幸せと不幸せがバランスいいのが1番すっきりー!する -- 2019-08-23 02 47 21 ゆゆっ!ちょっとながいけどいいおはなしっさんだよ! -- 2021-12-26 14 28 37
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甘味処 ゆうか~聖戦の巻~ 4KB パロディ 調理 現代 小ネタで時期ネタです、ゆっくり分少なめかも? 甘味処 ゆうか~聖戦の巻~ マーラーあき 過去書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 716 中華料理店 麻辣 ふたば系ゆっくりいじめ 726 16匹の子まりさ 甘味処 ゆうか ふたば系ゆっくりいじめ 806 16匹の子まりさ11/16 ふたば系ゆっくりいじめ 820 私立! 亜瑠徒中学校野球部 ふたば系ゆっくりいじめ 832 私立! 亜瑠徒中学校野球部~マネージャー編~ ふたば系ゆっくりいじめ 847 美味しい水羊羹の作り方 ふたば系ゆっくりいじめ 895 ゆっくり童話~まりさ太郎~ ふたば系ゆっくりいじめ 909 ちょっとした憂さ晴らし ・しつこく小ネタです・・・この次は子まりさsの続き(になるといいなぁ・・・) ・前作の会社員は間接ちゅっちゅしてません、缶コーヒーの中身をこぼす様に飲ませた・・・って事で一つ ・どおせ自分は貰える立場じゃないさね・・・う、羨ましくなんてないんだからねっ!!(ぶっちゃけ甘いの苦手だし) ・記念すべき(?)10作目がしょーもない時期ネタ・・・でも後悔はしない! ―――2月14日 今日は聖・バレンタインデー 全ての菓子屋、甘味屋からチョコが飛ぶように売れる掻き入れ時。 それはこの甘味処 ゆうかとて例外ではない。 大抵の場合店の入り口付近で包装済みチョコを店頭売りするけれどこの店ではそんな事はしない むしろこの時期だからこそ出来る当店ならではのサービスで勝負を挑む。 そのサービスとは・・・これ 〔今日来店して頂いた男性客限定サービス! 五千円以上の飲食をなさって頂いた方全員にゆうか(胴付)の手作りチョコをプレゼント〕 因みに当店のメニューの平均値段は800円前後である。 はたから見ればボッタクリだと言われるかもしれない・・・私だってそう思う。 しかし、この町にはゆうかファンの鬼井山が大勢いるのだ。 絶対行きますと言う物は居たが反対する意見はなかった ただ一人(弟)を除いて・・・。 ―――前日の事 お菓子会社の陰謀に合わせたサービスの為の企画を説明 ついでに当日は1階も甘味処のお客を入れる為に休業しろと言いに来たら・・・ 「何で明日休業しなきゃいけないのさ・・・」 いいじゃない、最近ランチタイム過ぎたらお客来ないんでしょ? 「いや、だからってさ・・・」(ゴキッゴキキッ(指を鳴らすだけで殴ってません)) 「・・・ゴメンナサイオネエサマ、イウトオリニイタシマス」 ん、宜しい ついでに明日用のチョコの仕込み手伝って頂戴。 「ウウ・・・分かりました(泣」 この日の為に仕入れた親ちぇん50と子ちぇん250 キッチリ虐めて甘味を増やしておいてね、朝までに。 「ちょっと待ってくれ・・・こんなにか?」 そおよ?文句あるの? 「いや、文句はないけど・・・」 チョコの甘味が増えるなら方法も生死も問わないから、しっかりね。 「へいへい・・・」 (虐待風景省略ゴメン・・・) 「からいよぉぉぉぉぉ!わからないよぉぉぉぉおぉおおおおおおお!!!」 「おめめいたぃぃぃぃぃいいいいいいい!」 「まわりがあかいんだよーーーーーー!わかってねーーーーー!!」 「おくちがいたぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「あんよがあついよぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」 『も゛お゛お゛う゛ぢがえ゛る゛ぅーーーー!わ゛がっでね゛ぇーーーーーーーーーー!!!』 こんな言葉が朝まで響き渡っていた・・・。 ―――開店 扉を開けると同時に男性客が押し寄せた。 弟は子ちぇんのチョコクリームを絞り出しながら聞いてくる 「ッグェェェェェェェ、エレエレ・・・」 「所で姉さん、ゆうかの手作りチョコってのが見当たらないんだけど?」 私は親ちぇんのチョコクリームを型に流し込みながら答える。 「わ゛がら゛な゛いよ゛ーーーーーー!ッヴォェェェェェェェェェ・・・」 ああ・・・それなら冷凍庫の中よ 「おいおい・・・何で冷凍庫に」 そりゃ1週間前から準備してたからね・・・冷凍しないと持たないのよ まあ私が作れば昨日の内に出来て冷蔵庫で良かったんだけど。 「おそらをとんで・・・(ギューッ)ッブ、オェエエエエエエエエエ・・・」 「そこまで本人の手作りに拘りますかい・・・」 「たすけてねー!わかるで・・・(口に指突っ込んで2つに割る)あがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 あんただって肉や野菜やラー油に拘ってるでしょ? 似た様な物よ。 「・・・ですね」 そしてラストオーダーも終わり・・・ この日の売り上げは280万ちょい イベントは成功したと言っていいだろう。 1週間がかりで用意したゆうかの手作りチョコ1800個も全て消えた・・・ 恐るべし鬼井山・・・ いやー、今日は悪かったわね・・・ 手伝って貰っちゃって 「いや、いいんだけど・・・(ゼェ、ゼェ)表、出ていいか・・・甘ったるい匂いで吐きそうだ(ッグ、ップ)」 ああ、はいはい ごゆっくり・・・。 相変わらず甘いの苦手なのねぇ・・・ 子供の頃から一杯食べさせ過ぎたせいかしら? 「あ、あの・・・お兄さんは?」 ああ、ゆうかもお疲れ様。 あいつは今表で吐いてるわ・・・ 「あ、分かりました・・・ちょっと行ってきます」 はいはい、頑張ってらっしゃい 人間とゆっくりで・・・しかも甘いのが苦手な弟が相手じゃ上手く行くとは思えないけど・・・まあ応援してやるのが姉の務めよね、うん もっともゆうかの気持ちを踏みにじったら全身の骨砕いて捨てるけど。 ―――10分後 よーし、戻って来たわね じゃ、皆で呑みに行くわよ! 「今からかよ!」 「これからですか?」 いいじゃないの、今日なら奢ってあげるわよ? 「行かせて頂きます」 「お兄さんが行くなら私も」 ん、宜しい。 そして最後の掃除は新婚ホヤホヤのバイト1人に任せて弟、ゆうか、私は呑みに行った どうせ明日は害虫駆除で休業だし、呑みすぎても大丈夫。 「いいかゆうか、姉さんが呑み過ぎない様に気を付けるぞ!」 「はい、お兄さん!」 ~~Fin~~ ・今まで書いた中で一番短い気がする・・・でも気にしない! ・指摘があったので批判うんぬんは今後なしで、お好きな様にご意見を下されば幸いです トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 想像してたのと違うじゃないですかー!やだー!! -- 2011-11-08 10 24 51 ゆうかとお兄さんのイチャイチャラブラブシーンはどこへ行った?すぐに書いてね!たくさんでいいよ!自分がもらえなくて書いててチョコ涙を流すかもしれないけど書いてね! -- 2011-02-21 20 13 28
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七作品目です。 前作品の続きです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 老夫婦とまりさ6 1. 葬式が終わってからの日々は暗いものであった。 お爺さんは日に日に元気を失っていくのが目に見えて明らかであった。 元々強がりな性格のために、会う人会う人に明るく接しようとしていたが、それが逆に心の内面の悲しさを引き立てていた。 まりさも同様に落ち込んでいたが、お爺さんの気力の減退振りをを見ていると落ち込んでばかりはいられないと思いを新たにした。 しかし、まりさはお爺さんを元気づけるにはどうしたら良いかが分からなかった。 大切な人は二度と戻ってこず、楽しかった日々は戻ってこないのだ。 何をしても元に戻すことができないと分かっている以上、慰めをしても無駄なばかりか逆効果にもなることも考えられる。 まりさは途方に暮れた。何も出来ない自分にやるせなさと腹立たしさを募らせるばかりであった。 広くなった家の中で一人と一匹は鬱屈とした毎日を過ごしていた。 そんな日々の中で転機となる電話の音が鳴り響いた。 お爺さんは弱々しくなったその手で受話器を取った。 「もしもし――はい。――…はい。―――――――それは本当ですか!?――――えっ…―――――― ――――――――…はい―――…はい――――――――…分かりました。―――――…ありがとうございました―――――」 「御爺様。何の電話でしたか?」 「…昭次が見つかった」 「!それは良かったですね!……御爺様?」 まりさはお爺さんの息子が見つかったことを心から喜んだ。 長年会えなかった息子に会えるというのだから、お爺さんも嬉しいに違いないと思ったのだ。 しかし、お爺さんの顔にはなにやら影がかかっているように見えた。 「……昭次は飼いゆっくり殺し……器物損壊で拘束されてるそうだ」 「…そう…ですか……」 一転して空気は沈黙した。 自分の息子が見つかった。だが何故こんな形で見つかったのだろうか。 以前からゆっくりを殺していたということは知っていたが、人様のものに手を出すとは思ってはいなかった。 しかも今は自分もまりさを飼っている身であるが故に、飼いゆっくり殺しというものがよく分かっていた。 荒んだ環境から脱して、昭次はよく成長しているのではないかと心の内で願っていたが何故こうなってしまったのだろうか。 まりさも悩んだ。お爺さんの息子が見つかったことを喜びたかったが、予想もしない結果に戸惑った。 お爺さんがゆっくりを殺しているということは知っているし、自分の両親も殺されたことも知っている。 しかしそれは人間の世界でのルール上仕方のないことであるということを学び、すでに納得をしている。 だが、飼いゆっくり殺しとは世間一般でも問題とされていることである。 お爺さんの息子がそんなことをして捕まったと聞いて恐れと不安を心に抱いた。 「…飼い主は示談で解決していいと申し出てくれたそうだ」 「そうですか…」 「…次の休みに俺は示談に行ってくるが、お前も来るか?」 「…いえ、やめておきます。飼い主さんに…面目ないですから…」 「そうか…そうだな。分かった。次の休みに留守番を頼めるか利昭に聞いておく」 「はい、分かりました」 話によると、昭次は飼い主と一緒に散歩中の飼いゆっくりをいきなり蹴り飛ばしたらしい。 その飼いゆっくりは身体が四散して即死であり、無惨な光景であったと言っていた。 いくら脆弱な生物であるとはいえ、きちんとした環境で育ったゆっくりがあそこまでなるのは初めて見たとのことである。 供述によると、その日暮らしの生活をしていて生活に不満を持ち、そのストレスを野良ゆっくりで解消していたが、 その飼いゆっくりが幸せそうで、自分より良い生活をしているように見えて衝動的に蹴り飛ばしたということだそうだ。 まりさはその話を聞き、お爺さんの心の内を察したがどう声を掛けていいか分からなかった。 その日は結局有耶無耶に終わってしまった。 2. 休みの日、利昭が家に来てお爺さんはお金を持って示談に行った。 お爺さんの乗った軽トラックが見えなくなると利昭は途端に機嫌の悪そうな顔になった。 「ちっ…馬鹿息子なんか放っておけばいいのに何考えてるんだ…お前もそう思うだろう?」 「えっ…?」 「お前のお爺さんは飼いゆっくりを殺すようなアホのために、わざわざ金を持って行ったんだぞ。 あれだけの金があれば結構なことができるのによ」 「…」 まりさは利昭の顔を見上げた。 汚い物を見るような目つきであり、利昭はさも意外そうな目で見返した。 「…なんか不満そうな顔してるな。何か問題でもあるのか?お前の仲間を殺したんだぞ。 …あぁ、お前の親もアイツに殺されたのに何もくれなかったからか?」 「違います…!お爺さんは息子さんを心配していました! だからお爺さんが息子さんを大切にしたいということが分かるんです!」 「…ふーん。まあ俺には関係のないことだからいいけどな。 もっと建設的な金や時間の使い方をした方が良いと俺は思うね」 「…」 「さて、お爺さんが帰ってくるまで留守番するわけだ。家に入れさせてもらうぞ」 「…はい」 一人と一匹は家に入った。 まりさはすぐさま自分の部屋へと戻り閉じこもった。 利昭と顔を合わせたくないというのも一つの理由だが、 お爺さんの息子が帰ってきたらどう迎えようかと落ち着いて考えるためであった。 考えは頭の中をぐるぐると駆けめぐり、落ち着きがなく固まることはなかった。 一方、利昭はまりさが見ていないのを良いことに、家の中をあさりだした。 何かを盗むためという訳ではなく、お爺さんが財産をどれだけ持っているかを調べるためである。 利昭は相続を前提に考えており、どれくらいの財産が自分の元へ回ってくるかを検討しようとしているのである。 (…おかしいな) ところが思うように金目の物は出て来ない。 しっかりと教員を定年まで続けたお爺さんのことである。それなりの財産があっても良いはずなのだ。 (隠しそうな場所は全て調べたはずなのに見当たらない…) 調べていないのはまりさがいる部屋のみであるが、以前来たときにはそこに金目のものは見当たらなかった。 利昭は再度探し回ったが成果は芳しくなかった。 (ちっ…あいつに探りを入れてみるか…) 利昭はまりさの部屋へ向かった。 やや乱暴に扉を開け、そのまままりさに問いただした。 「最近のお爺さんの生活振りはどうなんだ?」 「…お婆さんが亡くなってから気落ちした様子で元気がないようです」 「ふーん…で、たまには美味いモンとか食べてるのか?」 「…?…いえ、冷蔵庫にある物を食べているって感じですが…特に不自由は感じてはいません」 「そうか、まあいいや。たまには美味しいモンでも食べさせてもらえよ」 「はぁ…」 そう言い残すと利昭はすぐさま冷蔵庫へ向かった。 冷蔵庫を覗けばこの家の経済状況も分かるだろうと踏んだのである。 利昭は期待に胸を膨らませ冷蔵庫の扉を開いた。 (…なんだこれは) 冷蔵庫にあるものから分かったのは、この家の経済状況はそれほど良くないということである。 高価な食材は全くなく、安いものばかりであった。 ふとゴミ箱を覗いてみるとスーパーのレシートがある。 そのレシートを見てみても経済状況が良いとは言えないものであった。 (一体どこに金は消えたんだ…?) 利昭はその疑問を残し、まりさと共にお爺さんを迎えることとなった。 お金の消えた先が分かるのはお爺さんが帰ってきてからのことであった。 3. 「…ただいま」 家に弱々しく響いたのはお爺さんの声であった。 まりさと利昭が玄関に迎えに行くとそこには二人の姿があった。 一人はお爺さん。一人は昭次であった。 (この人が御爺様の息子さん…) (汚い奴だな…) 昭次の格好はお世辞にも評価することはできない格好であった。 体格は情けなく越えた豚のように弛んでおり、髭はだらしなく伸び、髪の毛も脂ぎっている。 服についても言うまでもなく、黄ばんでおり汚らしかった。 離れた位置にいる一人と一匹にもその臭いは鼻を突き、深いになった。 何よりも昭次という人間を決定付けていたのはその目つきであった。 (…) (クズの目つきだな…) 利己的な利昭でさえも呆れるような、酷い目つきである。 汚れた眼鏡の下のその目はどことなく濁っており、妙に鋭い。 いわゆる悪人の目つきというものより、低俗なものであると形容できた。 「…あ、おかえりなさいませ」 「…おかえりなさい」 玄関には重い沈黙が漂っていた。 おかえりなさいの一言もなかなかでないそんな雰囲気であった。 「…とりあえず上がろうか」 「…」 昭次は黙ったまま家に上がる。 残された靴は汚い上に靴底が破れており、何年もそのまま履き続けていたということが見てとれた。 靴は乱雑に放り出されそのまま放置されていた。 三人と一匹は机を取り囲んで座った。 だが、誰も話を始めようとはしない。 ただただ、時計の音だけが静かに規則的に時間が過ぎるのを告げるだけであった。 その静寂を破ったのは利昭だった。 「お爺さん。これからどうするんですか?」 曖昧模糊とした質問である。 だがこの場においては時を動かすには充分の、精一杯の発言であったと言えよう。 お爺さんは少しの沈黙の後、重い口を開いて言った。 「…昭次はここで俺たちと一緒に暮らすことにした。それでいいんだよな」 「…」 昭次はお爺さんが向けた視線から目を逸らし宙を見た。 お爺さんは肩を落とし、俯いた。 「…昭次が仕事を見つけるまでしばらく一緒に暮らすということになった。それだけは決まった」 「…そうですか」 その後、再び沈黙が空気を支配し始めた。 一旦動き始めた時は再度固まり、何も変わらぬまま時が過ぎていった。 「…寝る」 静寂を打ち破ったのは昭次の一言である。 無愛想で、乱暴に吐き出した物の言い方である。 昭次はのそりの立ち上がり、かつて自分の部屋であったまりさの部屋に向かいだした。 「…布団は隣の部屋に敷いてあるからそこで寝ようか」 利昭が口を挟む。 昭次はこちらを鬱陶しそうに睨んだ。 そしてのそのそと隣の部屋へ向かって行き、襖の向こうへ消えた。 襖の閉まる音と共にまたしても静寂が二人と一匹を包んだ。 だが、それが破られるのは遅くはなかった。 静寂を支配する原因であったものが消えた今、話をするのは容易かった。 「御爺様…昭次さんとはどんな話をしたんですか…?」 「…ろくなことじゃなかったよ」 お爺さんは少しずつ今日の出来事を話し始めた。 昭次とあった時には無念、悔恨、呆然といった複雑な感情が入り乱れたこと。 殺されたゆっくりの飼い主と示談で向き合って話したこと。 昭次が今までどう生きていたかを警察の人から聞いたこと。 昭次がなかなか自分のことを話してくれなくて嘆かわしかったこと。 自分の無力さと情けなさが不甲斐なく思うということ。 お爺さんの声が震えているということがまりさにも分かり、苦々しく感じた。 利昭も最初は面倒くさそうな顔をしていたが、話を聞く内にその表情を同情するものへと変えていった。 お爺さんが話し終わると少しの沈黙を挟み利昭に話しかけた。 「…利昭。今日は留守番させて悪かったな。」 「…いえ。それは別に構いません」 「…さて、今日はもう遅くなってしまったな。泊まっていきなさい」 「ありがとうございます。お言葉に甘えさせて貰います」 「積もる話はまた明日しよう。まりさももう寝ようか…」 「…はい」 二人と一匹は床に就いた。 それぞれに思いを抱えながらの就寝であった。 お爺さんは今後の昭次のこと。まりさは昭次との暮らしのこと。利昭は財産の相続についてのことを考えた。 暗闇と疲れは眠気を誘い、二人と一匹を眠りに落とした。 音が無くなり、辺りに静寂が満ちた頃、その暗闇の中一人が立ち上がり家を出て行く影が一つあった。 それはかつての習慣のように山へと向かう昭次の姿であった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今まで書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 1085 ゆっくり一家とゲスとお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1101 老夫婦とまりさ1 ふたば系ゆっくりいじめ 1107 老夫婦とまりさ2 ふたば系ゆっくりいじめ 1114 老夫婦とまりさ3 ふたば系ゆっくりいじめ 1126 老夫婦とまりさ4 ふたば系ゆっくりいじめ 1193 老夫婦とまりさ5 このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 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「ゆぅぅぅぅう!ゆっくりさむくなってきたよ!」 ゆっくりまりさはブルルっと震え上がり、冬の到来を肌で感じていた。 そこへポヨンポヨンと饅頭が跳ねる音が近づいてきた。 「「「「まっ!まりさーっ!ゆっくりしていってね!!!」」」」 ゆっくりありすが4匹まりさの元へやってきた。 「あ!ありすたち、ゆっくりしていってね!!!」 このありすたちとは普段から仲良くしているためいつものように挨拶を返した。 それからしばらく、寒くなったねーとか冬の準備はどうとか他愛もない話をしていた。 すると1匹のありすがある提案をしてきた。 「ねーみんな!おしくらまんじゅうしない!?」 他のありすは皆いいねいいねと賛成をした。 「ゆ?それおいしいの?」 とまりさはおしくらまんじゅうが何なのか分かっていないようだ。 「おしくらまんじゅうってゆうのはね、歌いながら体をおしあって温めあうんだよ!」 「とかいでは今一番はやってるんだよ!」 などとありすたちは少々自慢げに説明をした。 「あったかくなったらゆっくりできるね!」 じゃあ決まりだと言うことでありすたちはまりさを囲むように、 顔、両頬、後ろ、とそれぞれの位置についた。 「いまからおてほんを見せるからね!」 その声を合図にありすたちは一斉にまりさに体をぶつけ始めた。 「「「「おっしくらまんじゅう♪おっされてなっくな~♪」」」」 ボヨンボヨンと饅頭同士が当たる音とありすの歌声があたりに響く。 「ゆ゛べぇぇぇ!!ぐるじいよ゛ぉぉぉお゛!!!」 ノリノリのありすとは逆にまりさは必死だった。ありすたちは優しく押してくれる ものの、これではただのいじめにしか思えなかった。 「まりさも負けないようにおしかえせばいいんだよ!!」 「そっか!ゆっくりおしかえすよ!!」 ありすのアドバイスを聞き、いままで抵抗しなかったまりさもその体を動かし始めた。 「ゆゆゆっ!ゆっくりあったまってきたよ!!!」 しばらく押し合うとずいぶんと体が温まってきて地面は汗で大分濡れてきたようだ。 ありすもはぁはぁと息が荒くなっている。 「そろそろやめてこうたいだよ!まりさも外からおしたいよ!!」 真ん中はやはり疲れるようだ。それに外から押しているほうが面白いとまりさは思ったのだろう。 しかしまりさの呼びかけにもありすは体の動きを止めない。 それどころがさらに動きが早くなっている。 「まりさぁ~!もっとゆっくりしていってね!!!」 「まりざ!がわいいよぉおおお!!」 どうやら押し合っている間に別の感情が働いたみたいだ。 「やべでぇぇぇぇぇ!!!!もうじゅうぶんだよ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉ!!!」 まりさもそのことを察し、抵抗をするがなにしろ4匹相手では分が悪い。 「もうまりさったら!んんんんんんんんぷはっ!」 「まりざもほんとはすっきりしたいんでしょ!ね!」 まりさが抵抗し始めてからは4匹はあからさまに交尾の体勢に入った。 「だれ゛がー!!だれ゛がだずげでぇ゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 体を擦り合わせ、舌でなめ回し、のしかかり振動を与える。 すりすりすりすりすりすりすり・・・ ぺろぺろぺろぺろべろべろべろれろんれろん・・・ 「まりさぁ~そろそろいぐよ!!!」 「わたじだちのごどもうんでねぇ!!!」 「「まりさもすっきりしていってね!!!」」 「「「「んほおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」 「い゛や゛だぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!すっぎりしちゃだめ゛ぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 まりさの絶叫とともにありすたちの動きが止まった。 「「「「すっきりー!!!!」」」」 しばらくするとまりさの頭からにょきにょきと4本の蔓が伸びてきた。 そしてたくさんの赤ちゃんゆっくりがゆっくりと形作られていく。 「ゆ゛ぐっ・・・っ!ゆ゛ぐっ・・・っ!」 まりさは歯を食いしばって白目を剥き必死に痛みを堪えている。 赤ちゃんが成長するのを見る一方でありすたちは賢者タイムに入り冷静な思考を取り戻していた。 (う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!あたたまったけっかがこれだよ!!) (ああ、冬前にこどもをつくってしまうなんて・・・!) (うわぁ・・・、うれしくなるとついやっちゃうんだよねぇ・・・) (ま゛り゛ざがじんじゃうよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!) まりさを囲みしばし立ち尽くしていたありすであったが、ついに1匹が口を開く。 「べっ、べつにまりさとの子どもがほしかったわけじゃないんだからねっ! どうせいらない子だから冬の蓄えにしてあげてもいいんだからねっ!?」 そう言い放つとまだ成長しきっていない蔓の根元に食いつき、蔓をまりさから引っこ抜いた。 「ゆ゛ゆ゛!!」 「ゆ゛っぐり゛ざぜでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「ゆ゛っぐっ!ゆ゛っぐっ!」 蔓からの栄養の供給が断ち切られた赤ちゃんは悲鳴とともにすぐに力尽きた。 それを見ていた他のありすも次々に蔓を抜いていった。 「どうじでぞんなごどずるの゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 まりさも意識が朦朧とする中、叫んでありすを止めようとするがその思いは届かない。 「「「「とかいはのありすに食べられるんだからゆっくりかんしゃしてね!」」」」 4匹のありすたちはそう言い残しまりさに背を向けた。 「ま゛っでえ゛え゛え゛!!ま゛っでよ゛あり゛ずう゛う゛う゛う!!!!」 木枯らしが吹き、陽も傾いてきた。 体力を失って動けないまりさを残し、ありすたちは赤ちゃんを咥えて自分の巣のほうへぴょんぴょんと 跳ねて帰っていきましたとさ。 めでたしめでたし どう見てもイライラEndです本当にありがとうございました。 このSSに感想を付ける
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自然の恵み 9KB 虐待-凄惨 制裁 自業自得 駆除 群れ 自然界 独自設定 虐待がゆるいかもしれませんが最後まで読んでください。 (書いた小説) ふたば系ゆっくりいじめ 818 黒いオオカミ~chapter1~ ふたば系ゆっくりいじめ 838 黒いオオカミ~chapter2~ ふたば系ゆっくりいじめ 851 黒いオオカミ~chapter3~ ふたば系ゆっくりいじめ 894 ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ ふたば系ゆっくりいじめ 916 インフェルノ・ペスト ふたば系ゆっくりいじめ 957 暴飲暴食の豚王 △注意事項△ 人間が登場しますが特に被害は無い 虐待描写が少ない。 ゆっくりが登場しますが、せいっさいされます。 人間と悪魔の恋物語(?)かも 悪魔の会話『』。 ゆ虐待レストランへようこそ。私は支配人のマッドと申します。 さて、今回のメニューは新鮮な果物や野菜を豊作してくれる"自然"についてのお話。 人間というのは生きる為に動物を狩ってその命をいただいている。 だけど、ゆっくり達はそういった有難みは全然、知らない様子。・・・・まぁ、所詮は餡子脳ですしね。 森を荒らすとどうなるのかそう言った話。 =自然の恵み= この森は誰が名づけたが知らないが"神様が住む森"と呼ばれている。 大昔の時代に生息していた動物や植物が住んでいて、汚れた空気が一切無く、ありのままの自然の空気が満ちていた。 その動物を捕らえようと研究者たちはこの森を調べようとしたが、何度進んでも森の入口に戻されたりと不思議な現象が起きた。 また、この森の近くでゴミを不法投棄で捨てようとした業者達は不気味な声が聞こえた。 "ゴミを捨てるな。"っと 悪戯だと思って構わず捨てようと思ったが、 森からイノシシの大群が攻めてきて業者たちを追いまわしたという不思議な事が起きた。 この森の近くに住む村の長老が言うには、 "あれは自然の精霊様が森を守っている。ゴミを捨てたり、生き物を捕獲しようとする者達には罰が下るじゃろうと。" そう言っていたのだ。 この村に住んでいる人たちは狩りをする前に自然の恵みに感謝と動物の命を奪った供養をしている。 人間と自然、調和がとれた共生生活を送っていた。 しかし・・・そういうことが解らないモノ達もいる。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ゆっくり待って!!」 蝶を追い掛け回しているのは、ゆっくりまりさ。 何故、ゆっくりがこの森に住みついているのかと言うと、最高のプレイスがあると風のうわさで聞いて群れと共にここに住みついた。 蝶が花に止まると、まりさは口でパクッと食べて蝶を捕獲した。 「ゆっへっへ!!まりささまにかかればこんなものだぜ!!」 捕獲した蝶を帽子の中に詰め込む。 そろそろ帰ろうと、群れへと戻るが背後に何か感じて振り返るが誰もいなかった。 気のせいか、と思って跳ねてゆっくりプレイスへ向かうのだった。 ・ ・ ・ このゆっくりプレイスは樹の下で穴を掘って地下に住みついているのだ。 捕食ゆっくりのれみりゃ・ふらんがいないからまさに理想のプレイスなのだ。 「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆっくり~♪」 「おきゃーしゃん。おうたじょうじゅだにぇ。」 「れいみゅ、おきゃーしゃんのおうただいしゅきぃ!!」 「ありがとうね。おちびちゃん。」 「ゆっくり帰ったぜ。」 「おかえりなさい、まりさ。どうだった?」 「たいりょうなんだぜ!!」 蝶を捕獲したあのまりさだ。 番もいて、子供にも恵まれたのだ。 帽子から蝶や芋虫、木の実などが沢山、詰まっていた ご飯にして食べるのだった。 「「むーちゃむーちゃ。ち、ちあわせー!!」」 子供たちの幸せな笑顔を見てこっちもしあわせになる両親。 しかし、突然パァン!!と響いた。 慌てて外に出るとそこには隣に住んでいたありすが中身が出て絶命していた。 傍にはにんげんさんがいたのだった。 ・ ・ ・ ・ 遡る事、20分。 森に入る前に祈りをした狩人のお兄さんはライフル銃を持って鹿を狩ろうと森に入っていたのだ。 鹿の角は大きければお金になるのでこうして生活をしている。 肉は狩った人が持っていっても良いのだ 「今夜は鹿鍋♪鹿鍋♪・・・・と言っても一人だけ食べても不幸せだがな。」 そんな事を言っている間に鹿を発見。かなり立派な角だ。 狙いを定めて撃つが外してしまい、鹿は顔をあげて逃げてしまった。 あんな大物を逃がしてなるものかと必死になって追いかける。 なんとか見失わずに鹿を見つけて狙いを定めて引き金を引くがピョンと金色の何か跳ねて鹿は驚いて逃げてしまった。 弾丸は金色の物体に当たった。 「ゆべっ!!」 人間だったら大変だと思い慌てて見ると・・・生首で中身からカスタードが飛び出ていた。 「もしかして、ゆっくり?」 村の近くにもゆっくりを見かけるが畑を荒らす害獣と見なされて退治されてから見なくなったがこの森に住んでいたのか。 周りを見ると他のゆっくり達がいたのだ。 ・ ・ ・ ・ そして、現在に戻る。 「ゆわあああああ!!ありすがぁぁぁぁぁ!!」 「どぼじでえ゛え゛え゛え゛!!」 「むきゅ!!あのにんげんさんがありすをえいえんにゆっくりさせたのよ!!」 とにかく、誤解を解かないと不味い。 「違うよ。俺は鹿を撃ったんだが、そのありすが飛び出して・・・事故だよ!!」 「むきゅ!!そんなの嘘よ!!あなたがありすをうちころしたんでしょ!!」 「だまれさないんだぜ!!このにんげんさんがありすをえいえんにゆっくりさせたんだぜ!!」 聞く耳を持たないようだ。とにかく、逃げるしかない。 ゆっくりたちも鬼の形相で男を追いかける。 こんなに闇雲に走っていては迷ってしまう。 "こっちよ・・・" 女性の声が聞こえた。声の方からして右から聞こえた。 俺は迷わず右の方へと走る。視界に古びた小屋があり、その小屋へと入る。 "その小屋の窓から出て。" 声が聞こえて窓を開けて逃げだす。 後からゆっくりの大群が小屋の中へと入る。 「ゆっ!?だれもいないぜ!!」 「むきゅ・・・・しかたないから元の場所へ戻りましょう。」 しかし、小屋のドアを押しても開かなかった。 「ゆゆっ!!とじこめられたよ!!」 「あかないんだぜ!!」 ドンドンと体当たりしても開く気配がない。そのとき、辺りが熱くなり小屋が燃え始めた。 「ゆわー!!かじさんだよ!!」 「わからないよー!!」 「かじさんはゆっくりできないんだぜ!!」 「むきゅ!!みんな、はやくひなんするよ!!」 ドアに幾ら叩いても開かない。そして、火の手がそこまで迫ってきた そして、真っ赤に踊り狂う悪魔はゆっくりたちを飲み込んだ。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」 「あ゛づい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 「「「こっちにこないでね!!おねが・・あづう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!」」」 「「「「お゛ぎゃ゛あ゛じゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!!」」」」 「も゛っど、ゆ゛っ゛ぐり゛じだがっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「ら゛ん゛じゃ゛ま゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」 「む゛ぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ!!!!」 ・ ・ ・ ・ 遠くから離れて小屋がゴウゴウと燃え盛っている。 火を放った犯人は大きな獣だった。 牛並みに大きく前足と後足は獅子、爪は鷲、灰色のたて髪、牛の様な角を持つ単眼の獣が口から火を吹いて小屋を燃やしたのだ。 小屋が全焼したのを確認して遠吠えした後、高く跳んで森の奥へと消えたのだ。 「あれは、一体・・・」 『あれがこの森を守っているフンババ様よ。』 背後から声が聞こえた。 振り返ると背中が隠れてしまうほどの長髪の女性が立っていた。 「もしかして、貴方が助けてくれたのか?」 『ええっ、あのゆっくりの群れに追いかけられてたからさ。』 「でも、あのゆっくり達にはなんか悪い事をしたな・・・」 『いいのよ。 あのゆっくりはこの辺、荒らし回っていたし自然の恵みに対して全然感謝してなかったからさ。 始末しないといけないと思ったよ。』 「へー・・・。それにしても、実在したんだ。森の精霊様が・・・」 『フンババ様は貴方達の事をいつでも見守っていたんだよ。自然に感謝しているからさ。』 「そうなんだ。所で君も村の人間?」 『ううん、違うよ・・・あたしはスクーグスローという樹霊さ。』 「えっ?で、でも・・・人間と変わらないけど。」 女はクスッと笑った。 背中を向けて髪をどかすと、背中が樹木であった。 『驚いたでしょ?あたしはね、背中が樹でさ。皆から化け物と呼ばれるんだよ。怖いだろう?』 フフッと自虐的に笑う。 「ち、違うよ!!怖くなんかないよ!!それに・・・僕を助けてくれたから良い人だよ!!いやっ、いい悪魔かな?」 クスッと彼女は笑う。 『そっか、あんたは他の男とは全然、違うね。・・・・ここを真っ直ぐ行けば出口だよ。』 「ありがとう、スクーグスローさん。」 彼女にお礼を言うと真っ直ぐに歩く。どうにか森から脱出する事が出来た。 村の人たちも心配していて捜索隊を出そうとしていた所だった。 あの森で起きた出来事は皆に話した。 ゆっくりが生息しているのならば、駆除しなければならないと駆除隊が結成されるそうだ。 ただ、フンババとスクーグスローに関しては話していない。 森を守っている彼らの生活を奪いたくないからだ。 安心したのか睡魔が襲って来て早く家に帰って寝ようと思う。 ・ ・ ・ ・ 次の朝、目覚めると玄関にそこには大きな鹿が横たわっていた。 それも昨日、取り逃がしたはずの大物の鹿だった。 傍には緑色の葉っぱが置いてあり、文字が書かれていた。 【友達になってくれて、ありがとう。】 もしかすると、スクーグスローがお礼に寄こしてくれたんだと思った。 森に住みついているゆっくりを駆除しようとお祈りして灯篭の下にある台にお供え物と葉っぱを置いた。 森に若者たちが見えなくなるのを確認したのかスクーグスローは葉っぱを見てみるとこう書かれていた。 【いつまでも、友達で言うよね。】 彼女はクスッと笑い、森へ帰っり木々がザワザワと嬉しそうに騒いでいた。 森を守っている獣と彼女は高い木の所からゆっくりを駆除している人間たちを温かく見守っていた。 =あとがき= さて、いかがだったでしょうか? 今回はゆ虐分が少なって誠に申し訳ありません。 たまにはユルーイ話を書いてみようかと思いました。 さて、今回登場した悪魔を載せますのでどうぞ、ご覧ください。 名前 フンババ 種族 聖獣 出身地 メソポタミア 解説 古代バビロニアの『ギルガメッシュ叙事詩』に登場した怪物 前足が獅子、禿鷹の爪、頭には野牛の角を生やし、尾は蛇の頭という姿をしています。 体も非常に巨大で、フンババが倒れると21キロにもわたって森の木々がざわめくほどだったといいます。 また、単眼で見た者を石にしてしまう能力を持っており、更にその叫び声で洪水を起こし、口からは炎、毒、ペスト(病)を吐きます。 神々の森の番人であることからわかるように聖なる属性を持ち、本来は自然の精霊であったとされる。 名前 スクーグスロー 種族 樹霊 出身地 北欧 解説 スウェーデンの森の精。 人間にはとても友好的で、特に男性の狩人にはとても親切にする。 狩人の矢や銃に息をふきかけて幸運を与えたり、炭焼きの火を守ったりするが、そのかわりに愛を求める。 とても美しい女性だが、背中は樹木になっているので、逃げられてしまう事が多い悲しい精霊。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る つまりこのSSはちぇんのうんうんさんいかのかちなんだねーわかるよー -- 2016-05-03 05 18 22 コメントは短く -- 2016-02-24 08 17 50 いやいや、もうちょい考えろよ。ゆっくりは幼稚園児レベルとはいえある程度は、感謝したり、論理的に考えられるだけの知能があるのに感謝も遠慮もしなかったからとか色々考えようはあるだろ。 -- 2014-12-17 10 57 28 荒れてんな。神様なんているのかわからんものを議論するのは無駄すぎだろ。 だいたい神話に登場する神様なんて人間に都合の良い存在ばっかだろ。 下でギャーギャーわめいてる方は神話読んでみたら? -- 2011-11-11 15 51 59 森にまで嫌われてる、さすがだ! -- 2011-10-08 00 46 11 長文コメの奴キモいしウザい ゆっくりなんて現実に存在しないのに何を語っているんだよ -- 2011-05-23 22 48 56 森の生き物に取っちゃ迷惑極まりない精霊だな。 本当にいたとしたら近現代に人間たちの森林伐採・開発に荷担・助長した大罪人として他の精霊かなんかにぶっ殺されてることだろう。 -- 2011-03-07 12 29 01 スクーグスローは、人間に友好な精霊なのか。 狩人に幸運を与える辺り、人間が狩をして獲物を取るのは認可してそうだね。 自然のバランスを崩さない程度には、狩猟しても問題無さそうだ。 出てきた悪魔の背景を見れば不自然に感じなかったよ。ゆっくりできたー! -- 2010-12-01 21 34 52 俺は思ってる(キリッ 作品に昇華できない設定なんてゆっくり以下の価値しかないんですわ それ垂れ流して悦に入るとか飛んだ変態キチガイもいたもんだ -- 2010-11-27 23 35 30 三行以内で済ませろ? それが出来ないから馬鹿っていうんじゃないか! -- 2010-10-02 14 44 59 馬鹿ほど語りたがるってマジだったんだな・・・ 三行以内で済ませろカス -- 2010-10-02 07 31 37 ゆっくりしてないコメント欄だ -- 2010-09-17 17 27 47 神なんて俺等人間の法律や道徳観での価値観で計れるもんでも無いし 何を良いとして何を悪いとするかなんて神の勝手でどうとでもなるぞ? 普段 人間→ゆっくり に行われてる理不尽を、普通に 神→人間 にやっても何とも思わない価値観持ってるかもしれないぞ 傾向として「ゆっくりは自然の進化じゃなくていきなり現れた不思議饅頭」って俺は思ってる 禿山化させる程酷いから駆除するってSSもあるし 前年採りすぎた→越冬用の食料が無いわああああ→にんげんさんからはたけをとりもどそう なSSもある 俺らの中じゃ野良ゆっくりとか野生ゆっくりって区別するために人間の中でだけ通用する名前をつけてるけど 「神様にとってゆっくりが自然界に居て良いかどうか」なんてのはそれこそ神が勝手に決めるレベル -- 2010-09-12 17 38 33 ↓そんな人間にばかり都合の良いことする神様っておかしくね?なんだよ贄って。殺しは殺しだろ。鹿は人間との友好のためにならいつでも命を差し出す義務でもあんのか? それにゆっくりだって他の野生生物と同じように自分達の生態に従って生きているだけだぞ。そこに遠慮も無遠慮も存在しているとは思えない。そもそも野生生物が遠慮してたら生きていけねえよ。他の生物だってゆっくりと同じで食えるもん目一杯探して食って生きてるわけだし、特に自然に感謝してるわけでもないだろ。ゆっくりがいくら増えやすくてもどうせ食料不足や越冬失敗等の要因での大量死、いわゆる自然淘汰によって数は調整されるはず。生物の総数のバランスは多少の推移はあれ、長い目で見れば一定に保たれるものなのになぜゆっくりだけ露骨なまでに殺戮の対象になってるんだ?外的要因による大量死こそ自然に最も悪影響を与えるものだろう。なのに何故森の神様ともあろう者が自ら外的要因加えて生態系壊すようなまねしちゃってんの? と考えると↓の人の言ってるゆっくり殺しの理由は明らかにおかしい。 つまり、この神様はゆっくりを殺すのが好きなだけのただの虐厨ということですね。 -- 2010-09-05 23 20 59 面白い話でした 本来、山の神なり妖精なりの話で人間に友好的であった場合よく聞くのは、人間側から何かしら親切にされた場合にお礼をすると言うことがありますよね 今回の話もそんな昔話っぽい雰囲気が良かった 以前、水を飲みに川に来ていた山の神の使いが、釣りに来ていた青年に水筒のお茶を貰った事からそのお礼に岩魚を大量に釣らせて上げた話を読んだ事がある ↓山にあるものは全て山の神のもの、それが山の怪異の総意、大抵自然に纏わる人外って言うのはそんなもの 私情から遭難させたり、食い殺したりする また禁忌を犯したものには本当容赦無い、そう言った意味で、無遠慮に草花や虫を食い荒らすゆっくりを駆除したんだろうよ それに人間の手が加わらない限り野生動物が異常繁殖しないのに対してゆっくりは馬鹿みたいに増えるのも原因でしょ 鹿はまぁ、可哀想だが友好の印として贄になったんだろうよ 日本の精霊や神じゃないからこの結末になったんだと思う、日本の山神だったらこうはならないだろうけど、どの道ゆっくりは全滅させられるけどね -- 2010-08-09 22 00 17 感謝しないから皆殺しとかずいぶんと了見の狭いことだな。完全に私情のみで鹿の命奪ってるように見えるがそれはいいのか?それとも鹿にも自然への感謝が足りなかったとか?じゃあなんで他の野生動物は殺さない?要は感謝してるしてないはどうでもよくてゆっくりを殺したいだけだろこの人外たちは。神様気取りもいいとこだな。 -- 2010-08-09 11 43 08 饅頭に感謝の心なんぞ期待すんなよ。 -- 2010-07-11 00 11 58
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書き込み者の「2chのどこかに貴様等に関する重大な情報を書きこんでやった」は、どのスレッドであるのか不明である。 書き込み内容はガセリークであった可能性が高い。 また、「先輩はいい人だ」以降の書き込みは確認されていない。 220 名前: 少年法により名無し [sage] 投稿日: 2007/09/24(月) 17 37 50 0 加害者どもに眠れぬ夜を過ごさせるため2chのどこかに 貴様等に関する重大な情報を書きこんでやったぞ。 誰かに見つかる前に削除依頼出さないと大変な事になるんじゃないか? 頑張って見つけろよw 222 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/24(月) 17 41 27 0 220 お金あげるから教えて?☆ 770 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 20 09 29 0 764 222 それもただの精液じゃないから悪質だ。大体こんな感じ。 被害者・・・・神戸大学マジ行ける成績で生徒会長立候補出来る軽音ボーカル。後輩談・あの明るい先輩が自殺ア リエナイ。 最初の逮捕者・・・・・高二時点では被害者と成績争い一緒に生徒会立候補したライバル。 こいつに、被害者の弁当に射精させた。DQN軍団は命じた。 『お前、この写真でチンポ立てて射精しろや』 その写真は被害者の写真、出会い系を使った非常に悪質ないたずら写真、 と新聞で報道されたそのもの。 被害者両親が共働きなので昼間家に上がりこんだDQN達が被害者の下半身の体毛を 剃って被害者自宅の住所、実名、携帯メール入りでホモ売春を持ちかける為に さらした写真。 775 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 20 24 15 0 ピカァはケツウラが怖かった。廊下でフットサルをしながら壁をへこまそうが ガラスを割ろうが何のお咎めもなしの滝川の教師陣は生徒を護るつもりが そもそもないし、 、廊下で肩が触れただけで、無抵抗なひ弱いオタク生徒にのみ全力パンチを顔面に 叩き込み大出血(洗面器一杯位の面積の血が出た)させる、 自分より弱い相手には世界最強のこのサル顔が怖かった。 その横にはこのサル顔のキツネに、上手く操られるトラもいた。 時速143Kmの球を投げる180cm、滝川始まって以来の甲子園出場を 叶える理事会校長期待の星 堤・毛(ていもう)だ。 (学園モノではこういう奴は、止める役じゃねーかよ・・・) クラスの皆が心のうちでツッコむ脳味噌筋肉君だ。 彼の知性には皆が度肝を抜かれる。 初手から悪人ではないが、サルキツネにうまくのせられ、おだてられ、 気が付いたら法に触れる行為をいくつもやって しまい前科物という、 暴力団等によくいる野球ドロップアウターの卵だ。 とはいえ、他のクラスに乗り込んで暴れることもしばしばある、 理由をつけたら凶暴性を発揮する奴ではある。 野球部は夜練習の照明代だけで毎日何万円もつかって許される高校の別格王子だ。 とくに今年は、堤毛の存在によって、切山校長が大興奮していた。 「君は滝川第二(母体一緒の別高校。常に校長が比較される査定ライバル)をさしおいて この私を、違、わが校を甲子園に連れて行くのだ!」「ザス。」 とりあえずこいつを味方につければ滝川じゃ王様だ。 778 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 20 29 34 0 このDQNグループは、滝川の進学実績を構成する ひ弱い連中の多いクラスを狙って大声で威嚇し、日常殴りつけている。 他人の首が折れるくらい『タッチだうーん』とどやしつけておいて 相手が抵抗すると「あ?ジョーダンやろが!切れんぞゴルァダヴォ!」の 大学アメフト推薦決定済みの嫌摩河も怖かった。 連中は弱い子を見つけては球技のボールのように思いっきりなぶる。 それは柔道部や少林寺や空手部の連中とは完全に異質の怖さだった。 加えて連中が凶悪になってきた事情があった。それは金だ。 高二ごろから女が出来た連中は、関西槍万が基本的にブランド物を身に着け テレビに出てくるホストみたいな髪とピアス、格好をしたヤンキーを 「イケメン」と定義する。ホステスみたいな格好をした女を「美女」と定義する おっさんの性別逆バージョンだ。だからイケメンを維持するには どんなことをしても金が必要だった。だが、カツアゲは無理だった。 三宮でそんなことをしようものなら、なまじ坊ちゃん学校のチャラ男で 顔を売ってる分、ムラ高等の本当に気合の入った連中に、まともに殺される。 滝川DQNsは、無抵抗の相手にはベラボウに強いが、 強い奴には無茶苦茶に弱いという特性だ。 とにかくハートが弱く対等な喧嘩は一切しないのだ。 身体能力なら実は堤毛は県内最強クラスだろうが基本的に高校球児だ。 外部でカツアゲは無理。東京や大阪、名古屋や福岡の リアルイケメン不良のように、女に貢いでもらえるほどのスペックも無い。 悪事は内側へ内側へ向かった。 782 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 20 34 11 0 ピカァは「せやなwおもろい。俺射精やるわ。」 「やりよった!お前ら親友やったんちゃうんか!」 「でや、ライバルに勝った感想は」 勝つもなにも無い。すでに被害者は、四月から 全く勉強など出来る状態ではなかった。もう勝負はないのだ。 「あいつの成績からなにから、全部目茶目茶にしてやるんや」 「理由?そんなもんあるかィ!弱い奴を廃人にすることで俺らの強さを 周りに見セルンはセオリーやんけ。廊下フットサルで壁穴空けて ガラス割るのも一緒や。まともにいったら勝てん カクトウギとかやってる奴らをコレでびびらスンや。せやないと 二千人もおる学校で、睨み効かんやろが!」 「それに、あいつ半キチガイにして売春さしたら、どうなると思う? ホモ少年て、一ヶ月に100万円くらい行くらしいぞ?夏休みまでにそこへ、な?」 784 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 20 36 11 0 スパルタ父親に幼児から仕込まれた野球、勉強、女、いろんなもので挫折してる ケツウラの歪んだサル顔がさらに歪む。 どうも笑顔のようだ。 (やっぱり!!!)ピカァの全身に鳥肌が立つ。 「焼きそばパン買うて来い!いうたやろがぃ!」「でもカツサンドって・・・」 「お前またウソついたな!はい、罰金加算!」この調子でバイトまで強要し 放課後も家に入り浸られて、勉強できる受験生がいるはずが無い。 さいごの抵抗心は、両親がいない間に上がりこんだ筋肉DQN軍団が 「お前のかわいい妹、無事で卒業できるとええな」と脅して奪ったという。 この連中は、脅すとき相手の家へ複数で直接押しかける。 それが毎度のことだという事実があった。 もし抵抗でもしたら、俺の家にでもこいつらは来る。ピカァはマジでビビった。 797 名前: 少年法により名無し [sage] 投稿日: 2007/09/25(火) 21 00 19 0 スパルタ父親に幼児から仕込まれた野球、勉強、女、いろんなもので挫折してる ケツウラの歪んだサル顔がさらに歪む。 どうも笑顔のようだ。 (やっぱり!!!)ピカァの全身に鳥肌が立つ。 「焼きそばパン買うて来い!いうたやろがぃ!」「でもカツサンドって・・・」 「お前またウソついたな!はい、罰金加算!」この調子でバイトまで強要し 放課後も家に入り浸られて、勉強できる受験生がいるはずが無い。 さいごの抵抗心は、両親がいない間に上がりこんだ筋肉DQN軍団が 「お前のかわいい妹、無事で卒業できるとええな」と脅して奪ったという。 この連中は、脅すとき相手の家へ複数で直接押しかける。 それが毎度のことだという事実があった。 もし抵抗でもしたら、俺の家にでもこいつらは来る。ピカァはマジでビビった。 テメェは,泣いたっても許さなぇぇ!!!!!!!! 805 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 21 18 03 0 高校生男子が同級生に命じられて元親友の、母親の手作り弁当に射精する。 しかも、その友人が全裸で撮られたホモ風写真を握って。 このハードルの高さは、同級生に命じられて母親手作りの弁当に大便するに等しい。 ピカァも既に廃人にされていたといえる。 俺ら捕まりたくないからお前が回収せーや。でないと・・・・ ピカァは思った。(・・・・・俺こそが、本当の人間の屑だ・・・・・) 半分自棄になったピカァは、そのストレスをしかし、お人よしの被害者のみに向けた。 被害者が幼少からのお年玉等を含めた貯金を、とっくに全額使い果たしていたのは知っていたし 介護の仕事をしながらも子供達に手作りの弁当を欠かさない彼の母親のことも二年の時から知っていた。 かわいがっているずーっと年下のとてもかわいい妹のことも知っていた。 その家にDQN連中と上がりこんでいたのだ。 その被害者に、何十回も「カネをだせ!お前どうなるかわからんぞ!」とメールした。 820 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 21 32 22 0 被害者は自殺した。 午後の授業はとりやめになり、DQN連中は三時間後にはカラオケボックスで警察の捜査対策会議を急遽スタートした。 堤毛は『俺の甲子園が!』とビビりまくって年長情婦まで呼んだが、方針はシンプルだった。 とにかく作戦はシンプルに。『知らぬ、存ぜぬ、遊びだった』でとおすことだった。 カネは受け取ってない、恐喝は冗談だったで済ますことだった。 オドシ文句に関しては、一切合財「あいつ(被害者)が嘘ついたんちゃいますか!」で済ますことだった。 誰かが落ちても「奴だけがやった。嘘ついたんちゃいますか!」で逃げ切ることだった。 で、裏切り者は5年後でも10年後でも、どんなことしても復讐するからな!と互いにカマシた。 甲子園の掛かった堤毛を、退職金かかった担任を護ったろうやないか!な? (またそれかよお前・・・・)皆がそう思ったのだが、尻裏は全員で一番の小悪党だ。 実際その路線が、学校も仲間も暗黙の了解で最強にまとまるのは自明だった。 829 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 21 37 53 0 取材、調査、警察の捜査に関しては、基本は『逆切れ』の方針もこのとき決定した。 『俺はとりあえず毎日真面目にやっとるという雰囲気のブログ書くわ。 無関係路線で。嘘ばっかりの。おまえらもそうせい。少年犯罪のキホンに忠実に(ワラ 自信なかったら事件はスルーして ひたすら日常を日常で書くことや。」 『やっぱり人殺したあとは自分が幸せに生きてこそ完璧やろが(ケラケラ。俺そう書くわ」 さらに、尻裏は予防策を張った。眠れないからと、精神科を受診したのだ。 リタやハルをもらえるかもしれないし、いざとなったらこの受信暦が 保身に役立つかもしれないという作戦だ。 さ らに『俺は精神科かよっとるから、お前らぶっ殺しても楽勝やぞ』という オドシ文句を造るためだ。 九月の誕生日で18歳になったが故に、少年法が身から離れた境遇では、保身はマジ最優先だった。 886 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/09/25(火) 22 17 59 0 被害者のお通夜の日に、十歳になったケツウラ弟には、これ以上舐められたくない。 先日も甲子園市内の少年野球大会で優勝したチームに所属する父と弟。 完全プロ志望の弟は、野球を辞めてチンピラになった兄を完全に軽蔑している。 勉強も野球もスゴイお兄ちゃんは、いまや遠い過去の存在だ。 逮捕されたら、今でも家庭でリタイア気味の俺は、完璧に居場所が消滅する。 『闘志無き者は去れ!』そういう家庭だった。 勉強もそれなりにはした。自分の資質では限界までやった。 アタマだってかなりいいほうだと自信はある。 だが高校受験はスポーツと勉強の二兎を追って失敗した。 学がない親父の言うとおりにしたのが根本的な失敗やったと、思う。 バレーは野球で在学中にレギュラーは不可能とわかった自分の もてあました身体能力の行き先としては割と楽しかった。 ジャンプ、アタック、身体能力自体では、バレー部の誰にも負けないからだ。 だが、しょせん途中参加者。バレーという競技に最適化された 『バレー脳』が無かった。野球だったら甲子園。バレーでもインターハイという 成果至上主義の父親からは、実績を無視された。10歳近く歳の離れた弟も残酷だった。 サッカーもさらに困難。暇つぶしでドロップアウターの多いといわれるフットサルに 先輩に誘われて参加した。先輩はいい人だ
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ある所に、とてもみじめなゆっくりまりさがいました。 ごはんをたくさん食べて、寝て……まだ小さいので子供はいませんし、家族ともずっと昔に別れてしまいましたが、普通のゆっくりとほとんど変わらないゆっくりライフを営んでいました。 周りのゆっくりとほとんど変わらない生活をすごしているのに、なぜこのゆっくりまりさはみじめなのでしょうか? それは、帽子をなくしてしまったからです。 ゆっくりは、生まれた時から帽子やリボンなど、何らかの飾りを身に付けています。 れいむなら赤いリボン、ちぇんならキャベツ……もとい帽子、みょんならキクラゲ……いや黒いリボン、ゆかりならドアノブ……違う。帽子、そして、まりさならとんがり帽子。 種族によって違いはありますが、必ず何かを付けています。 極めて稀な例で、とんがり帽子をかぶったれいむ等といった奇形も誕生しますが、それにしても飾りを身に付けているのには変わりありません。 ですが、みじめなゆっくりまりさにはリボンや別種の帽子すらありませんでした。 飾りは、ゆっくりが生きていくのに必要な器官ではありませんが、だからと言って必要ないものでもありません。 飾りを身に付けている事で、ゆっくりはゆっくりとして、ゆっくりできるのです。 もちろん、みじめなゆっくりまりさは、本当の意味でゆっくりする事はできませんでした。 そのため、飾りをなくしたゆっくりは、代わりの飾りを探します。 ――飾りさえ持っていれば、もうこんなみじめな思いをしなくて良い。ゆっくりできる。 その思いから、ゆっくりなりに必死になります。 探した結果、自分の飾りが見つかれば良いですが、どうしてもない時は別のゆっくりの飾りを奪ってでも手に入れようとします。 ですが、奪われた方のゆっくりにとっては、たまったものではありません。次にみじめな思いをするのは、奪われたゆっくりなのですから。 奪おうとするゆっくりと、奪われまいと警戒するゆっくり。 本来ならば一緒にゆっくりできる仲間と、そんなゆっくりできない関係になってしまうため、飾りのないゆっくりはみじめなゆっくりなのです。 みじめなゆっくりは、他のゆっくりよりもほんの少しだけ早く起きます。 近くに寝ているゆっくりがいたら、その飾りを奪うためです。 みじめなゆっくりが、洞窟に入っていきました。 どうやら、まだ寝ているゆっくりを見つけたのでしょう。ゆっくりとは思えないほど慎重に、音を立てない様に注意して入っていきます。 「ゆっ……! ゆっ、ゆー!!!」 「ゆっくりしね!!!」「しね!!!」「ゆっくりでていけ!!!」 どうやら見つかったみたいですね。 激怒したゆっくりれいむ一家に追い立てられて、ほうほうの体で逃げていきました。 母ゆっくりは限界までふくらんで、威嚇しています。石を口にくわえて投げつける子ゆっくりもいます。 目の前で子供を殺された時ですら、ここまでの攻撃はしないでしょう。 ゆっくりの飾りを盗むという事が、どれほど重大な問題なのかをうかがわせる光景です。 みじめなゆっくりは、他のゆっくりよりもほんの少しだけ早く食事を終えます。 近くに飾りが落ちてないかどうか探すためです。 先ほど追いかけられたみじめなゆっくりは、へとへとになりつつも食事を探しだしました。 この辺りは、捕食種であるゆっくりれみりゃもゆっくりフランもおらず、エサの量が多いため、みじめなゆっくりでもたらふく食べる事ができます。 「うめっ! めっさうめぇこれ!」 普通のゆっくりまりさと変わらない下品な言葉を発しつつ、たくさんの草や虫を食べていきます。 あらかた食べ終わったみじめなゆっくりは、それほど休まずに動き出しました。 食後の散歩でしょうか? 違います。どこかに飾りが落ちていないか、探しているのです。 みじめなゆっくりは、なめるように周囲を探していきます。 時には、遠出をしてでも見つけ出そうとします。とはいえ、ゆっくりなのでそれほどの距離を移動する事はできません。 みじめなゆっくりが、ゆっくりと戻ってきました。 どうやら飾りは見つからなかったらしいですね。寂しそうにうつむいています。 そんな、落ち込んでいるゆっくりの耳(あるのかは不明ですが)に、別のゆっくりたちの声が飛び込んできました。 ゆっくりまりさとれいむの集団です。このゆっくりたちは、全員帽子とリボンを付けています。 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくり……していってね!!!」」」 嬉しそうにあいさつするみじめなゆっくりに対し、姿が見えた瞬間、少し距離を置いてあいさつを返すゆっくりたち。 あいさつをした相手と遊んだ上、そのまま家におじゃまして一緒に寝る事もあるほどに種族仲の良いゆっくりにしては、珍しい光景です。 それもこれも、みじめなゆっくりが飾りを身に付けていないからです。 「ゆっくりあそぶよ!」 「なにしてゆっくりあそぶ?」 「ちょうちょさんとおっかけっこしよう!」 「「「ゆっくりあそぼうね!!!」」」 楽しそうに遊ぶ内容を話し合い、近くに来たちょうちょを追いかけて遊んでいます。 みじめなゆっくりと、普通のゆっくり。 一見仲良く遊んでいますが、実はお互いに非常に警戒し合っています。 「ゆ”っ!?」 「まりさ!」 「……ゆっくりころんだ!」 「だいじょうぶ? ゆっくりおきあがってね!」 「ゆっくり……ゆぎゅぅぅぅ!」 「……ゆっくりおきあがるのてつだうよ!」 「ゆっぐ、いらないから……ゆっぐり、はなれてね!!!」 起き上がるのを手伝おうとしたみじめなゆっくりを、全力で振り払おうとするゆっくりまりさ。 当然です。みじめなゆっくりは、助ける事にかこつけてまりさの帽子を奪おうとしていたのですから。 ちなみに、この時他のゆっくり達はただ眺めているだけです。 どちらのゆっくりが帽子を被るかによって相手への対応が変わるため、うかつに動く様な事はできないのです。 元々のみじめなゆっくりが弾き飛ばされ、木にぶつかって止まったのを見届けてから、また皆で一緒に遊びます。 心配して近づくゆっくりはいません。近づいたら最後、飾りが奪われる可能性があるからです。 ゆっくり達は、遠くから声をかけます。 「ゆっくりだいじょうぶ?」 「ゆっくりこっちにきてね!」 「いたかったら、そこでゆっくりやすんでね!」 「……ありがとう、でもだいじょうぶだからいっしょにゆっくりあそぼうね」 みじめなゆっくりは、優しく問いかける仲間に対してにこやかに返事をしつつ、元気に飛び跳ねながら仲間達の元に行きました。 「ゆっ! おひさまがかくれちゃうよ!」 「たいへん! ゆっくりかえらなきゃ!」 「みんなでゆっくりかえろうね!」 西日が傾いてくると、ゆっくり達は帰宅します。 夜になると、ゆっくりれみりゃやゆっくりフランといった、捕食種が現れるからです。 「ま、まって! もっとゆっくりあそぼうよ!!!」 そんな中、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら皆を引き止めるみじめなゆっくり。 遊んでいる最中はスキを見つけられなかったらしく、飾りはありません。 「ごめんね! でもゆっくりかえらないとれいむがおかあさんにおこられるの!」 「まりさもおこられるから、みんなでゆっくりかえろうね!」 ねー、と声をかけ合うゆっくり達。 みじめなゆっくりが何と言おうとも、普通のゆっくり達は聞き入れず、仲良く帰っていってしまいました。 「まっでー! もっどゆっぐりじようよー!!!」 最後には泣き叫びながら引き留めようとするみじめなゆっくりですが、皆でがっちりと固まって帰ってしまいました。 これでは、帰ろうとするゆっくりの背後から奪い取る事もできません。 結局、みじめなゆっくりは飾りを奪う事はできませんでした。 みじめなゆっくりは、他のゆっくりよりもほんの少しだけ遅く眠ります。 近くにゆっくりが寝ていたら、その飾りを奪うためです。 皆が帰るのを眺めていたみじめなゆっくりも、気を取り直して巣に戻りました。 いつまでもゆっくりしていると、捕食種の餌食になるからです。 ゆっくりと巣に戻り、巣に戻ったらゆっくりして、そのまま眠りに付きます。 「ゆぅ……ゆ……ふぅ……ゆー……ゆっ!」 完全に眠ったと思った瞬間、飛び起きてゆっくり外へと出て行きました。 みじめなゆっくりは、そのまま朝とは別の洞窟に入っていき、何も被らずに出てきました。 自分に合う飾りがなかった様です。 自分と同じサイズのものでなければ、周りから飾りとして認められません。 それでは、奪い取っても意味がありません。 とぼとぼと、みじめなゆっくりが自分の巣に帰ろうとしている最中、話し声が聞こえてきました。 「……よ、ほんとうに……」 「……ね、ゆっくり……」 何事かと恐る恐る覗いてみると、先ほどまで遊んでいたゆっくり達のうち、2匹が楽しそうに談笑していました。 どうやら巣が近くにあった様です。体をくっつけて「ゆぅ~♪ゆっ♪」と歌ったりもしています。 みじめなゆっくりが声をかけようと近づくと、話の内容が聞こえてきました。 「ぼうしないこ、ずっとれいむたちのりぼんみてたよね」 「まりさのぼうしをとろうとしてたよ」 「ぼうしなくてかわいそうだとおもったからゆっくりしてあげたのに、だめなこだよね」 「だめなこだよね、ゆっくりできないこなんだよ、あのこ」 「いやだよね、ぼうしないこはゆっくりしてなくて」 「ほんと、ぼうしないとゆっくりできなくなるんだね」 「きっと、ちかづいたら『ぼうしとるぞー!』っておいかけてくるよ」 「おお、こわいこわい」 みじめなゆっくりは、そのまま動けなくなってしまいました。 昼間に遊んだゆっくり達が、同情のみで遊んでいた事を知ってしまったからです。 その日以来、みじめなゆっくりを見る事はありませんでした。 ――いかがだったでしょうか。 帽子やリボンがないだけで、ゆっくりはこれほど惨めな思いをする事になるのです。 何としても飾りが欲しいと思うゆっくりの思いを理解していただけたでしょうか。 ただ、ここまで見てきて疑問に思われた事があるでしょう。 生きているのじゃなくて、死体から帽子なりリボンを奪えば良いんじゃないか? という疑問が。 確かにその通りです。 ですが、ゆっくりは、どれだけ惨めな思いをしても仲間の死体から飾りを奪う事は決してしません。 それをしてしまえば、皆に殺されてしまうからです。 バレない様にこっそり奪えば良いという意見もあるかもしれませんが、死体の飾りには死臭が付いているため、どれだけこっそりしていても絶対にバレてしまいます。 頭の良いゆっくりが、死臭を消すために肥溜めに落としたりした事がありましたが、そこまでしても死臭を消す事はできませんでした。 ちなみに、そのゆっくりは制裁として肥溜めに落とされ、フタをした上に重石を乗せられました。 ゆっくりにとって、飾りはそこまで重要なものなのです。 だから、ゆっくりにどれだけ腹を立て、殺したいほど憎くても、また、殺したとしても、決して飾りだけは取ってはいけません。 飾りを取った人間に対し、ゆっくりがどれほどの憎しみを抱くか……考えただけで恐ろしくなります。 ゆっくりだから大した事はないと思ってはいけません。 奴らは、飾りを取られた恨みを決して忘れず、どこまでも追いかけてくるからです。 ……なぜ私がここまで怯えるのか、不思議だったり情けなく思ったりする方がいるでしょう。 ですが、これは全て事実なのです。 奴らは、普段は鈍重でボンクラで一匹位いなくなっても気にしない間抜けどもの癖に、飾りを壊した奴の事は決して忘れません。 何が出来る訳じゃない、ただただ攻撃を仕掛けてきて殺されるだけなのに、死体の山を築き上げたとしても諦めずにずっと付いてくるのです。 私は、恐ろしい。 ……あんた、笑ったか? 出来の悪いホラーを見るような態度で笑っただろう。 いや、笑うのも分かるさ。私だって、ゆっくり程度に怯える奴がいたら、笑うさ。 でも、この音を聞いてみろよ。後ろからずっと、返せ返せって呟きながら、べちゃべちゃとついてくる饅頭どもの音をさぁ! 殺すのは簡単だよ、こんな奴ら。無抵抗に近いんだからな。ぶつかってきても痛くも何ともない。 ナイフとかのこぎりとか物騒な器具がなくても、ただぶん殴れば終わるさ。 でも、ずっとついてくるんだよ。返せ、べちゃ、返せ、べちゃ、返せ、べちゃって、ついてくるんだよぉ! 職場でも家でも風呂でもトイレでも、ずっとついてくるんだよぉ!!! ……ほら、今も聞こえるだろう? 奴らの声が。足音が! べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ べちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せべちゃ返せ ――ゆっくりを虐待している皆さん。 ――くれぐれも、奴らの飾りだけは盗られないよう、お気をつけ下さい。 ――さもなくば、彼のようになりますよ。 この話の骨子は、 316のレスを見て思いつきました。多謝。 でもなんで、こんな話になったんでしょうか……自分でも分からないです。 ところで、 863……本当に、怖くないですか?
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特異体質を持つ愛でお兄さん 11KB 虐待-普通 ギャグ パロディ 自業自得 変態 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 都会 現代 愛護人間 独自設定 エイプリルフールとは関係ありません ・このSSには非常に北斗パロの強いものです! ・愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりがでます ・作者に都合の良い独自設定があります ・このSSを書いたのはHENTAIあきです!エイプリルフールだけどいつもどうりだよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね! 公園のベンチに座ってゆっくりを眺めている男がいた。 その表情はにこにこと笑顔であり、まさにゆっくりを見て癒されていると分かる。 ただし見た目はものすごく怖かった。人間とは思えないほど巨体であり、髪型はスキンヘッドだ。 おそらく笑顔でなければ誰が見ても虐待お兄さんだと勘違いしてしまうだろう。 そんな男の側に二匹の野良と思われるゆっくりが近付いてきた。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「ゆっくりしていますよ。これは可愛らしいお二人ですね。」 挨拶をしてきたゆっくりに対して丁寧に返事をする男。お世辞にも綺麗とは言いづらい汚いゆっくりであったが、 男は本気で二匹を可愛いと思って言っているのだ。 「にんげんさん!れいむはおなかにおちびちゃんがいるんだよ!だからあまあまをちょうだいね!」 「にんげんさんならあまあまをもってるはずだぜ!ゆっくりしないではやくよこすんだぜ!」 そんな男に二匹は図々しくも餌をねだる。れいむの体は確かに大きいが、それは別ににんっしんしているのでなく、 ただの肥満である。にもかかわらず餌をねだるのは、たまたま公園に落ちていたチョコレートを食べて味をしめたからだ。 「すみませんね。確かに私はあなた達にあまあまをあげることは出来ますが、それは悪いことなんですよ。」 「どうしてそんなこというのおおおおおおお!いじわるしないではやくちょうだいね!」 「そうなんだぜ!にんげんさんはいじわるしないで、まりさたちにあまあまをちょうだいね!」 普通のゆっくり愛好家なら餌をやるところだが、この男はそんなことはしない。 人間が食べるような物をゆっくりに与えてしまえば、舌が肥えてしまい普通の餌が食べれなくなってしまう。 結果的にゆっくりを苦しめることになるので、この男は決して野良に人間の食べ物を与えることはしない。 与えるときは加工所が売っている、栄養はあるが不味いゆっくりフードしか与えない。 「まりさ君、君はれいむちゃんの大事なパートナーなんだ。だから頑張って自分で餌を採るんだよ。」 「うるさいんだぜ!まりさたちにあまあまをくれないようなにんげんはせいっさいするよ!」 男の忠告にも関わらず、まりさは男の足に体当たりを始める。 「いいよまりさ!にんげんはいたがってふるえてるよ!」 「ゆふふ!にんげんはよわっちいね!いたいのがいやならはやくあまあまをちょうだいね!」 自分達が何をしているのかまったく理解していない二匹は、ますます男に体当たりと暴言を続ける。 そんな二匹に対して男は体を震わせてゆっくりと動き出す。 「ゆ?なにまりささまにさわってるの!そんなことよりあまあま」 「いてえよ~~~!」 掴んでいたまりさを握り潰して男は絶叫する。茫然とするれいむにまりさの餡子が体に降り注いだ。 「ゆわあああああああああああ!まりちゅぶ!」 「いてえよおおおおおおおおおおおおおお!」 我に帰ったれいむが番であるまりさの死に驚いて叫ぼうとした時には、男の巨大な足に踏み潰された。 ゆっくりがいなくなっても男はまだ暴れ続ける。 「覇亞兎様落ち着いてくれ!もうゆっくりはいませんぜ!」 そんな男を止めたのは公園に来ていた一人の虐待お兄さんだ。 暴れまわる男にそう声をかけてなんとか落ち着かせようとする。 「またやっちまった・・・。あれだけ餡子を見るのは嫌いだってのに・・・。」 「しょうがないですぜ覇亞兎様。あれはゲスな饅頭が悪いんですよ!」 悲しむ男を励ます虐待お兄さん。この男の名前は愛出 覇亞兎(あいで はあと)。 名前の通りゆっくりを愛する愛でお兄さんだ。それなのに虐待お兄さん顔負けのゆっくり虐殺をしたのはある理由がある。 このお兄さんとてつもない痛がりであり、ガラスのように繊細なハートの持ち主なのだ。 大好きなゆっくりに攻撃される悲しみと痛みで我を忘れてつい暴れてしまうのだ。 「今日の所は家に帰って休んだ方が良いですぜ。ここにいたらまたゆっくりに絡まれますから。」 「そうですね、わざわざ止めてくれてありがとうございます。」 とぼとぼと公園の出口から家へと帰る覇亞兎様。それを複雑な目で見送るのは虐待お兄さんだ。 虐待お兄さんが覇亞兎様を止めたのは、ここにゆっくりを集めるためだ。 街中でゆっくり達が安全に住める場所は非常に少ない。そのためこの公園にはよくゆっくりが集まりやすいのだ。 集まってきたゆっくりしているゆっくり達を虐待するためには、あまり公園を危険だと思われたくないのだ。 「あの人も早く虐待お兄さんになれば、悲しまないでいいのになー。」 愛でお兄さん、虐待お兄さん双方から好かれている覇亞兎様。そのため決して邪険にされることは無い。 しかしその悲しみを癒すのは中々難しい。 公園での悲劇を思い出しながら覇亞兎様は町を歩いており、その大きな背中は小さく見える。 そんな覇亞兎様に声をかけたのはまたしてもゆっくりだ。 「にんげんさん!ぱちゅのおともだちがけがをしてるの!おねがいだからちからをかして!」 そう言って路地裏から出て来たのはぱちゅりーであった。 その言葉に沈んでいた覇亞兎様が反応する。 「それは大変ですね。私でよければ助けてあげますよ。」 「むきゅ!ありがとうねにんげんさん!こっちだからぱちゅについてきてね!」 路地裏に案内するぱちゅりー。随分と奥まできたが怪我をしているゆっくりはどこにも見当たらない。 ぱちゅりーに質問しようとするが、その前にぱちゅりーが不敵な態度を現す。 「むきゅ!にんげんさんごくろうさま!ざんねんだけどけがをしたゆっくりなんていないわ!」 どういうことだと思う覇亞兎様だが、その疑問に対してぱちゅりーはもみあげをあげる。 それが合図だったのか、今まで静かだった路地裏に大量のゆっくりが現れる。 「ゆふふ!さすがぱちゅりーだね!こんなかんっぺきなけいかくをたてるなんて!」 「これだけたくさんいればにんげんもいちころなんだよー。」 「うでがなるみょん!」 「あせるんじゃないんだぜみょん。ぱちゅりーはまだしじをだしていないんだぜ!」 そんな言葉を発するゆっくりに驚く覇亞兎様。ぱちゅりーはにやにやと顔を歪ませている。 「むきゅきゅ!いくらおおきくても、このにんげんさんはなんだかよわっているわ! みんな!いまこそゆっくりのちからをみせるときよ!」 「「「ゆっゆっおー!!!」」」 ぱちゅりーの号令のもとに一斉に攻撃を始めるゆっくり達。 もちろんゆっくりの攻撃などいくらされても人間を倒せるはずなどない。 だがそれにじっと耐える覇亞兎様。公園で起きた悲劇を繰り返さないために必死に我慢しているのだ。 「いまなんだぜ!」 一匹のまりさが膝カックンのようにぶつかってきた。バランスを崩して両手を地面につけてしまう覇亞兎様。 無防備な両手に口に枝を加えたみょんが襲いかかる。 「よくやったわみょん!にんげんはあんこさんをながしているわ!」 笑みを浮かべてみょんを褒めるぱちゅりー。だがゆっくり達は最もやってはいけないことをしてしまった。 ぶるぶると震えて血が出ている手を見つめる覇亞兎様。 「いまこそいっせいこう」 「超いてえよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 路地裏に獣のような雄叫びが響き渡る。そこにいたすべてのゆっくりは恐ろしさのあまりに全員おそろしーしーを漏らす。 そんな中で覇亞兎様は近くにいたまりさをすくい上げるようにビンタで壁へと弾き飛ばす。 「おそらちゅび!」 お決まりのセリフを言う前に壁にぶつかりはじけるまりさ。今だに動けずにいるゆっくりをこんどは荒々しく両手に握ると、 掴んだままの両手を力いっぱいぶつけ合う。 「「ちにゃ!!!」」 顔と顔がぶつかりあう激しすぎるちゅっちゅを無理やりされたために、その体をぐちゃぐちゃに混ざり合ってしまう。 ようやく動けるようになった時に、ゆっくりは全員悲鳴をあげる。 「まりちゃぶ!」 「わからにぇん!」 「ちんぼこお!」 どうやってそんな動きが出来るのか、今までよりも素早く動き次々とゆっくりを虐殺していく覇亞兎様。 ボールのように蹴られ他のゆっくりとぶつかり餡子を散らすまりさ。 逃げようとしたところを尻尾を掴まれ、ハンマー投げの様に振り回されてどこかへ飛ばされるちぇん。 勇敢に戦いを挑もうとしたみょんはふとましい体によって地面と挟まれ見事に平べったくなる。 「ちかづいちゃきけんよ!みんなおくちにいしさんをくわえてはっしゃするのよ!」 接近戦の危険さを理解したのか、立ち直ったぱちゅりーはそう指示をだす。 指示どうりに口に石を加えて準備をするゆっくり。 「いまよ!」 一斉に加えた石を吹き出すゆっくり達。吹き出された石はすべて覇亞兎様の体にぶつかる。 「やったわ!」 「まってぱちゅりー!なんだかへんだよ!」 異変に気づいた一匹のゆっくりがぱちゅりーに警告する。確かに石をすべて命中したが、そのすべてが ありえないほど体にめり込んでいる。ゆっくりが口に含んで飛ばしたぐらいでこうはならない。 「むん!!」 覇亞兎様が大きく体を膨らませ、体にめり込んでいた石を弾き飛ばした。 弾き飛ばされた石はそれを飛ばしたゆっくりに命中し、その体を突き破る。 偶然なのか、リーダーであったぱちゅりーには命中せずに仲間を失った恐怖で震えている。 そんなぱちゅりーを覇亞兎様が掴みあげた。 「おしおきです!」 「むきゅ!まってにんげんさん!ぱちゅははんせいしてるからたすけてくたわば!!」 命乞いをしようとしたぱちゅりーの言葉を無視して、ぱちゅりーの顔に頭突きをいれる。 顔や体中にクリームや餡子をこびり付かせた覇亞兎様は、意気揚揚と家へと帰って行った。 「今帰ったぞー!」 「お帰りなさいおにい、何ですかお兄さん!そんなに体を汚して、またやったんですね!」 いつものような丁寧な言葉遣いでなく、荒々しい覇亞兎様を出迎えたのは胴付きのゆっくりびゃくれんだ。 外に出てはゆっくりを潰してしまい死臭を漂わせるため、普通のゆっくりが飼えない覇亞兎様の為に ゆっくり愛護団体の人間がわざわざ探してきてくれたのだ。 「こんなに汚して・・・、またたくさんゆっくりを殺生してしまったのですね!そこに座ってください!」 怒るびゃくれんの言葉に素直に従って床に正座をする。すっかりいつもどうりになってしまっている覇亞兎様。 そしてびゃくれんのお説教が始まる。 「私もお兄さんが悪くないことは理解しています。でもこんなに汚れるなんてどれぐらいゆっくりを殺生したのです! 私はお兄さんは大好きです。でもこんなになるなんてどういうことなんですか!」 「はいすいません・・・。」 説教はそれから三十分ほど続けられる。すっかり縮こまっている覇亞兎様にびゃくれんは優しい声をかける。 「でも反省してくれてるようですし許します!」 そう言って背伸びをして覇亞兎様の頭を撫でるびゃくれん。その姿は慈愛に充ち溢れている。 「ではお風呂に入って綺麗にしましょう!早く服を脱いでください。」 「いえ私は子供じゃありませんから一人で入れますよ。」 「お兄さんだけじゃ匂いがとれたか分かりません。恥ずかしがらないでいつもどうり一緒に入りますよ!」 無理やり風呂場に覇亞兎様を連れ込んでいくびゃくれんだった。 おまけ でたぁ!びゃくれんさんのTUGUNAIだぁ! 「汚物は消毒せねばならんな!」 「いけません!罪もないゆっくりを虐げるなんて!」 「ほお?同じゆっくりを庇うというのか。こいつは人間にたてつくゲスだ。」 「そうですか。なら私がその償いをしましょう。」 「代わりに死ぬというのか、中々良い心んほおおおおおおおおおおお!」 びゃくれんの体をはった償いに声をあげてしまう虐待お兄さん。 償いが終わった後、お兄さんの顔からは険がとれてまるで子供のように穏やかな顔つきになっていた。 自分のしてきた行為を反省して、お兄さんはすぐにゆっくりショップに胴付きゆっくりを買いに走った。 後書き 最近忙しくてなかなかSSを書く時間がとれません。 希少種はあんまり設定もできていないから、よけいに時間がかかるので難しいところです。 公式でも良い人であるびゃくれんさんなら、死臭で汚れたハート様でも許してくれると思いこうしました。 最近胴付きやらHENTAIが多く出ており嬉しいことと、名前に負けないようにHENTAIを頑張りたいと思います。 ジャギ様に続いて、アミバ様ハート様も外伝が出ないかと期待するHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 僧侶や尼ってあらゆる欲を無くす修行をしているんだね~。わかるよ~。 それを真似ているびゃくれん様がまさか暴力や肉欲に走るわけないよね~?わかるよ~? この作者はたまに知識不足な表現や矛盾があるんだね~。わかれよ~。 ※原作は怪我をしない弾幕勝負なので問題なし。 -- 2018-03-28 21 12 10 ドM共が(笑) -- 2016-02-27 13 09 50 ハート様wwwwwwwwwwwwww -- 2014-06-11 20 13 55 びゃくれんに説教されて修正されたいぜ… そしてお嫁さんにしたい! -- 2011-01-07 23 16 52 なんだか良くわからんが、すごいSSだった。それだけは間違いない! -- 2010-12-29 22 57 12 びゃくれんに正座させられて説教を聞いた後撫でられたい -- 2010-12-04 00 49 49 賢い銅付きに叱られたい -- 2010-10-08 12 39 25 びゃくれんに怒られたい -- 2010-06-30 02 25 56
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ゆっくり童話~まりさ太郎~ 3KB 虐待-いじめ パロディ 野良ゆ れいぱー 虐待人間 思いつきの小ネタ、お目汚しにどうぞ ゆっくり童話~まりさ太郎~ マーラーあき 過去書いた物 ・ふたば系ゆっくりいじめ 716 中華料理店 麻辣 ・ふたば系ゆっくりいじめ 726 16匹の子まりさ ・甘味処 ゆうか ・ふたば系ゆっくりいじめ 806 16匹の子まりさ11/16 ・ふたば系ゆっくりいじめ 820 私立! 亜瑠徒中学校野球部 ・ふたば系ゆっくりいじめ 832 私立! 亜瑠徒中学校野球部~マネージャー編~ ・ふたば系ゆっくりいじめ 847 美味しい水羊羹の作り方 ・何かふたばで消えたり消されたりが続いた様ですが無事元通りになった様でなにより ・甥に絵本読んでやってたら思いついた小ネタ・・・御目汚しにどうぞ ・ふとWiki見たらマーラーあき(仮)となってたので今後そう名乗ります ―――むかーし、むかし、ある所に おじいさんとおばあさんがおりました。 おじいさんは山へドス狩りに おばあさんは川へゲス流しに行きました。 ある日、おばあさんが川へ行くと上流から大きな焼き饅頭が流れてきました。 「これは大きなお饅頭じゃぁ・・・今日の夕餉はこのお饅頭にしましょう」 そう決めるとおばあさんはおうち宣言したゲス一家(れいむ、まりさ、子れいむ2、子まりさ1)をせっせと川に沈めて 焼き饅頭を担いで家に帰りました。 そしてその日の夜、ドスのおぼうし4つを持って帰ってきたおじいさんは 「これはこれは、大きなお饅頭じゃあ・・・」 と言って、驚きました。 そしておばあさんは 「それじゃ、早速頂きましょう」 と包丁を持ってきました。 「ばあさんや、きっちり半分こじゃぞ?」 「はいはい、分かってますよおじいさん」 おばあさんが包丁で半分に切ろうとして・・・その時 「ぎゃあああああああああああああああああ!」 『・・・!?』 おじいさんとおばあさんは焼き饅頭をひっくり返してビックリ なんと、この焼き饅頭は潰して焼いたまりさだったのです。 「ゆ゛っ・・・だれか・・・たすけ・・・て・・」 おじいさんは活き活きとおばあさんに 「ばあさんや、その包丁を貸しておくれ」 おばあさんは 「はいはい、ほどほどにしてくださいよ?」 そしておじいさんは・・・ 「ヒャッハァー!細切れにしてやんぜぇ!」 と叫んで、足の方からまるで素麺みたいに細く切り刻んでいきました。 「や゛め゛て゛ぇぇぇぇぇぇぇぇ!だずげでぇぇぇぇぇぇぇ!」 「あぁ?聞こえんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「もっと・・・ゆっ・・・……」 どうやら中枢餡を切ったらしく、それ以降焼き饅頭が喋る事はありませんでした・・・。 でも、おじいさんは 「どうしたぁ!もっと叫ばんかぁ!」 気が付いていないらしく、結局頭まで切るまで止まりませんでした。 「これおじいさん、終わったんなら夕餉にしますよ」 「おお、すっかり忘れておった・・・では食べようかのぉ」 そしておじいさんとおばあさんが夕餉を食べ終えた時、押し入れから 「ゆっくりおきちゃよっ!」 子まりさが飛び出してきました。 するとおじいさんは 「あ゛ぁん?」と おばあさんは 「今、何時だと思ってんだこのごく潰しがぁ!」 と、言いました。 そしておじいさんはいろりの中の炭で足を炙り 「あぢゅいよぉおおおおおおおおお!」 おばあさんはこれ以上は溶けないという程に濃い砂糖水を沸騰させて焼いた足に塗りました 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 それを子まりさが意識を失う寸前まで続け、床に落としました。 「ゆぐぐぐ・・・・」 そしておじいさんとおばあさんは 「お前の飯はそこの饅頭の細切りだ!」 「食ったら掃除してさっさと寝ろ!」 と言って、せっせと眠りました。 「むーしゃむーしゃ・・・おいしくないぃぃ・・・」 実はこの子まりさは元飼いゆっくりであった・・・が ある日「飽きた」の一言の元捨てられたのを拾ったのがこの家の老夫婦であった。 そして焼き饅頭の細切りを食べ終わり 「ぺーろぺーろ・・・きれいになったよ・・・」 そして押し入れに戻り、眠ろうとした。 だがその時、入り口が何者かに破壊された。 「んっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「れいぱーだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ・・・ ・・ ・ ―――翌朝 「んっ・・・あふ・・・おじいさん、朝ですよ」 「ふぁぁ・・・あー良く寝・・・!?」 おじいさんとおばあさんが起きて見た物は・・・ 黒ずんだ子まりさ、黒い固まりに交尾を続けているれいぱーありす そして破壊された入り口。 「どうしようかのぉ・・・」 「あれは川に流しますから、入り口を直して下さいな」 そして今日も、明日も明後日も明々後日も、おじいさんとおばあさんは平凡に過ごしておりましたとさ。 めでたしめでたし ~~Fin~~ 中傷、侮辱、批判、感想 何でもどうぞ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 上流から発情したてんこが… じゃなかった、OTZ -- 2012-08-28 00 16 16 ふぅ・・・ -- 2012-04-29 22 30 11 確かに桃太郎という下地を活かしてる部分が無さ過ぎる 川から流れてきてそれを老夫婦が拾ったという部分だけかな なんで桃太郎? という未消化感がのこった -- 2010-11-23 21 16 07 別に桃太郎じゃなくても良いんじゃね。 とか思ったが、桃太郎を無意味な話にしようという狙いだったのかなー? -- 2010-11-20 16 30 48 作者は疲れているんだろう -- 2010-07-13 09 36 28 えー -- 2010-07-01 23 01 31 はあ。 -- 2010-06-14 21 41 11 桃太郎に絡めた理由がわからない。 -- 2010-04-09 14 53 54